Appleが現在開発者と登録ユーザー向けにベータ版をリリース、秋には正式版を公開予定のiOS17では、複数の新機能が追加されるだけでなく、既存の機能のアップグレードも行われます。
今回は音声アシスタントSiriと検索機能SpotlightがiOS17でどのように機能向上するかをまとめてみました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS17ではSiriとSpotlightも進化する。
2. Siriの起動では「Hey」が不要に。ただし当面は英語のみ。
3. Spotlightは検索結果が見やすくなる。
Siri
「Hey Siri」の「Hey」が不要になる
iOS17では、これまでのように「Hey」をつけなくても、「Siri」だけでSiriを起動できるようになります。
ただし「Siri」だけでも対応可能になるのは当面英語のみで、使える地域もアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスに限定されるとのことです。
一度Siriを起動したら続けて質問可能となる
Siriをいったん起動したら、再度「Siri」と呼びかける必要がなく、続けて質問できるようになります。
Webの記事をSiriが読み上げる
Safariブラウザにおいて、SiriがWebの記事を読み上げてくれます。「Siri、この記事を読んで」と呼びかけるだけです。
サードパーティーアプリでもメッセージを送信
Apple純正のメッセージアプリに加え、Gmail、WhatsApp、LINEといった他社アプリでも、Siriを使ってメッセージを送信することができます。
「Siri、メッセージを送って」と呼びかければ、複数のアプリが選択可能となります。設定アプリで設定すればどのアプリでも対応します。
Siriとスタンバイ機能
スタンバイ時のiPhoneに、Siriを使って離れた場所から呼びかけると、検索結果が遠くからでもわかりやすいビジュアルで表示されます。
Spotlight
Spotlight検索
iOS17では検索結果を表示する時のカラーバリエーションとアイコンが増え、見やすくなります。
トップヒットのアプリへのショートカット
Spotlightを使ってアプリを検索すると、次のアクションに便利なアプリのショートカットがトップヒット内に賢く提示されます。例えば写真アプリを検索した時に、「お気に入り」アルバムに直接移動できます。
Source:Apple via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-548647/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania