株式会社ナビタイムジャパンは、シンプルな地図アプリ「NAVITIMEマップ(旧名称:『ここ地図』)」にて、チェックインスポットの地図とスポットまでの公共交通手段を使ったルート検索を合わせて提案可能な「チェックインラリー」機能の提供を開始しました。
イベント設計を一気通貫できる機能
「チェックインラリー」機能は、ユーザーやファン向けの大規模イベントや、観光振興や地域資源のプロモーションなどのイベントを行いたい自治体や企業が、「NAVITIMEマップ」を活用して、チェックインラリーイベントを開催できるというものです。
GPS接近判定を用いたチェックインは、すべてデジタルで完結するため、台紙の準備やスタンプの作成・設置、マップの印刷などの準備や現地での受付などが不要。そのため、イベント運営側だけでなく、施設や店舗側も大きな手間なくイベントを実施することが可能です。
一方、参加者はスマートフォン1つで手軽に参加でき、初めて訪れるスポットまでのルート検索もできるため、観光振興やエリア周遊を促進するツールとして活躍しそうです。
規模やエリアに合わせてイベント設計
「チェックインラリー」機能では、企業や自治体などイベント主催者が自由にチェックインスポットを設定し、関連情報を掲載できます。地図上のチェックインスポットのピン画像も個別に設定できるので、地域の特産品や施設の特長などを紹介できます。
さらに、チェックイン可能エリアの範囲も、1メートル単位で柔軟に設定可能なため、イベントの規模やエリアの状況に合わせたイベント設計ができます。
「確実に行ってほしいスポット」を設定できる
複数あるチェックインスポットのうち「確実に行ってほしいスポット」を必須チェックイン対象として設定できるのも「チェックインラリー」機能の特長。
また、スポットの正確な位置を地図上で表示し、スポットまでの公共交通手段を使ったルート案内・ナビゲーションも無料で参加者に提供することも可能です。
イベント後の分析が可能
チェックインラリー実施後は、参加者数、参加者のスタンプ取得状況、回遊状況といったデータの取得・分析が可能。次回開催に向けた施策などに役立てられます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000026884.html
(文・我妻歩実)
- Original:https://techable.jp/archives/216884
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Wagatsuma