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Apple Watchバンドの中で最もバクテリアが発生しやすいのはどの素材?

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フロリダ・アトランティック大学の発表した研究によれば、ユーザーが使用するApple Watchなどのスマートウォッチのバンドのほとんどが有害なバクテリアで汚染されているとのことです。バンドの中でも素材によってバクテリアの発生度合いが異なることがわかっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple Watchなどのスマートウォッチのバンドのほとんどが有害なバクテリアで汚染されていることが研究により明らかになった。
2. バンドの中でも素材によってバクテリアの発生度合いが異なることが判明。
3. 金属のバンドが最もバクテリアに汚染されにくいことがわかった。

95%のスマウォバンドが汚染されていることが判明

フロリダ・アトランティック大学が無作為に募集した20名の被験者のスマートウォッチのバンドを調べたところ、95%がブドウ球菌、腸内細菌(大腸菌)、シュードモナス属などで汚染されているのが明らかになりました。
 
発見されたバクテリアの量に影響する因子として、バンドの素材ユーザーのアクティビティが挙げられています。
 
ランニングやスポーツなど、汗をかくアクティビティをより頻繁に行うユーザーのバンドによりバクテリアが繁殖しやすいというのは容易に想像できるところですが、バンドの素材によってバクテリアの量が異なるというのは興味深いといえます。

金属が最もバクテリアに汚染されにくい?

スマートウォッチバンドの中で、バクテリアに汚染されやすい素材を順番に並べると、「布地 ≥ プラスチック ≥ ゴム ≥ レザー > 金属」といった具合になるそうです。
 
金属のバンドが圧倒的にバクテリアが繁殖しにくいことがわかっていますが、激しい運動に向いているとは言い難いのが現実です。2位のレザーもスポーツ向けではないため、ゴム製のバンドが最も清潔な運動用バンドといえるのではないでしょうか。
 
研究ではバンドの殺菌効果の検証も行われており、LYSOLというブランドの消毒スプレーおよび70%エタノールで30秒以内に99.99%の細菌を死滅させられることがわかっています。
 
 
Source:Advances in Infectious Diseases via New York Post
Photo:Apple
(lexi)

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