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営業メンバーの行動・案件進捗を可視化、AIで企業名の揺らぎを防止…。営業のお悩み解決ツール3選

数多くある職種のなかでも、属人化が深刻化しやすいと言われているのが「営業」。

昨今はDX改革が進み、CRMやマーケティングツールを活用して顧客データを集約・管理する企業が増えています。

しかし、「ツールを導入したが入力が手間で進まなかった」というケースや、ツールを活用してもその過程で企業情報の重複や不整合が生じ、業務効率が低下する問題が発生するケースもあるといいます。

今回は、こうした営業の課題を解決するツールを3つ紹介します。

営業メンバーの行動・案件進捗を可視化する「Mazrica Sales」

株式会社マツリカが提供する「Mazrica Sales」は、現場ファーストでビジネスの成長を支援するセールスプラットフォーム。蓄積された情報からAIが営業の成功・失敗事例を解析して、いつ・誰に・何を・どのように行うかを直接的に支援します。

同プラットフォームでは、チーム内や営業会議で共有する“案件に関する進捗”をカード形式で直感的に確認することが可能。

また、チームメンバーの日々の行動が時系列で表示されるため、各メンバーの営業活動を簡単に把握できます。アクションを登録すると、チーム内の過去の類似案件から、ベストな方法をMazrica Salesが提示します。

Mazrica Salesを導入した企業からは「情報蓄積やデータ活用の文化が定着し、情報共有が促進された」「メンバーの入れ替わりが多い組織体制のなかでこういった誰でも簡単に使えるシステムがあることは、教育コストを下げ、組織や活動の立ち上がりを早くすることに貢献する」との声が。

営業の属人化の解消だけでなく、営業活動の効率化や事業成長にも役立つツールとして期待できそうです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000015189.html

公式サイト:https://product-senses.mazrica.com/

自動入力AIで企業名の揺らぎを防ぐ「名寄せフォーミー」

営業担当者が、顧客データを集約・管理するなかで「同じ名前の企業なのに名前がバラバラ、情報も不ぞろい」といった場面に遭遇することは少なくなく、名寄せ(*1)作業に多くの時間と労力をかけるケースがあるといいます。

そこで株式会社クリエイティブホープは、HubSpot Marketing Hub、Sales Hubユーザー向けに企業情報クレンジングの課題を解決するアプリ「名寄せフォーミー」をリリースしました。

同アプリは「フォーム自動入力 AI 」を搭載。フォーム入力時点でユーザーに企業を選択してもらうことで、企業名の表記ゆれ、間違いを防止します。

さらに、紙の申込書やST&E導入以前からのコンタクト情報など「フォーム自動入力AI」が対応できない範囲を 「クレンジング AI」でカバー。任意タイミングでの企業情報クレンジングおよび定期的な企業情報と顧客情報の紐づけをします。

名寄せ*1…複数のデータベースのなかから、同じ企業・人物のデータを1つにまとめる作業

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000036739.html

公式サイト:https://s.creativehope.co.jp/nayose_formy

実績データをアップするだけで成長の余地を診断「mycsess」

リモートワークが標準的になりつつある昨今。今までよりも新たに顧客接点をつくることが難しくなっているなか、量の勝負ではなく、1件あたりの顧客接点の質を高める重要性が高まっているといいます。

しかし、既存の顧客管理ツールでは、入力が手間でその後の活用イメージも付きにくく、途中であきらめるシーンも多いとのこと。

これらの課題を解決すべく生まれた事業支援ツールが、株式会社YZの「mycsess(ミクセス)」です。

同ツールでは、売上実績データ、ヨミ(案件)管理データ、顧客リストデータをなどのデータをアップロードするだけで「どのくらい売上を伸ばすことができるのか」を診断することが可能。

さらに、診断で判明した売上の伸び余地が、LTVを起点に「どの顧客セグメントから獲得できるのか」を独自の技術で仕分けします。

mycsessを活用することで、既存顧客のLTV(顧客生涯価値)が高まり、満足度が上がることで新規顧客の紹介が増え、売上が高まるというハッピーサイクルを実現できるでしょう。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000064600.html

公式サイト:https://mycsess.com/

(文・Haruka Isobe)

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