株式会社NFTDrive(以下、NFTDrive社)は、Symbol(*1)ブロックチェーンの優れた機能を活用し、SMTPサーバー(*2)レスな新たなメール交換サービス「NFTDriveMail」を構築しました。
この新しいサービスにより、ブロックチェーンの強固なセキュリティと便利な機能が融合した「WEB3体験」を提供します。
Symbol*1…企業とブロックチェーンを結び、新しい価値の創造をサポートするブロックチェーンプラットフォーム
SMTPサーバー*2…SMTPと呼ばれるプロトコルによってメールを送信・転送するための従来のサーバー
Symbolブロックチェーン技術を活用したメールソフト
NFTDriveMailでは、ユーザーが従来のメール操作と同様に「メール送信」や「データの添付」などを行うことが可能。また、トークンを添付ファイルのように扱うこともできます。ブロックチェーンの特性により、消滅や改竄の心配はありません。
災害時の連絡手段としても活用できる
メッセージ・トークンの送信時には、所有しているNFTなどがファイル選択画面に表示され、ユーザーは直感的に選択するだけで簡単に送信することが可能です。また、メール内のメッセージはSymbolブロックチェーンの機能を用いて暗号化できるため、ほかのユーザーの閲覧を防げます。
なお、NFTDriveMailはSMTPサーバーレスで動作し、Symbolブロックチェーンの優位性を保ちつつ、ゼロダウンタイムでの災害時の連絡手段としても活用できます。
ユーザー同士が直接取引できる“P2P”のウォレット
URLを貼るだけで送金をしてもらえたり、指定したNFTにオファーをもらえたりするようになります。メールに添付したりSNSに書き込んだりと、いろいろな使い方ができるようです。
NFTDrive社はNFTDriveEXが“次世代の価値交換ネットワークの入り口”として役割を果たせるよう、今後も取り組んでいくとのこと。また、来年にはオンチェーンドキュメントの総合プラットフォーム「NOAH」のリリースを予定しており、ブロックチェーンの社会実装を推し進める方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000119487.html
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/217511
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部