暦の上では立秋を過ぎました。今年はまだまだ暑い日が続きそうな気配ですが、アウトドアギアの新作はぐっと秋冬ムードに。アウトドアブランド各社からは、秋冬シーズンに向けた新モデルが登場し始めています。
今回紹介するBAREBONES(ベアボーンズ)の「フラットブックフォールディングストーブ」(1万1000円)も、まさにそうしたもののひとつ。シンプルながらも焚き火料理にも使いやすい、コンパクトな焚き火台です。
フラットにたたんでスマートに持ち運んで使えるソロ用焚き火台「フラットブックフォールディングストーブ」。
素材はオールステンレスで、全体のフォルムは一辺35.6cmの正三角形を底面とする変形三角すいといったところ。台形型の側面3枚と正三角形の灰受け1枚をひとつなぎにしたシンプルなストーブは、ソロキャンプの焚き火や直火調理にちょうどいいサイズ感です。
この手のソロ向け焚き火台では、パーツ同士を相互にスリットに差し込みながら組み上げるタイプも多いのですが、この「フラットブックフォールディングストーブ」ではそこから一歩進んで、計4枚のパーツを互いに蝶番でつなぎあわせた独自構造を採用。
専用ケースから出したら全体をパタンと大きく広げて、同梱の五徳を載せたらもう完成! 「ここのでっぱり、どこに差し込むんだっけ…」なんて、あれこれ迷う煩わしさとは一切無縁です。
また簡素な造りのソロ向け焚き火台には、時に強度に不安が残るものもありますが、この「フラットブックフォールディングストーブ」は極めてシンプルな構造でありながら、鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンなど重さのある調理器具の使用にも耐えられる十分な耐久性を誇ります。その分重さのほうは2540gとややボリュームがありますが、頑丈さとのトレードオフとして考えれば十分納得できるもの。
もちろん撤収する際も、燃え残りの薪や灰を処分したら、五徳を外してパタンパタンと折りたたむだけ。片付けに手間取ることなくサッとスマートに引き上げられるのは、一人でなんでもこなすソロキャンプではかなりうれしいポイントです。
専用バッグは600デニールのポリエステル製で、サイズはタテ26.7×横35.6cm。火吹き棒や火おこしキット、炭バサミなど一緒に入れておいて、焚き火セットを作っておくなんていいかも。
>> BAREBONES
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/549908/
- Source:&GP
- Author:&GP