英国メディアSunは現地時間8月15日、交通事故により意識を失った男性がApple Watchの緊急通報機能により救助されたと報じました。事故にあった男性は「Apple Watchのおかげで命が助かった」とコメントしています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 大型トレーラーと正面衝突する事故が発生し、男性が大けがを負う。
2. Apple Watchの転倒検出機能により、自動で通報されて救助隊が急行。
3. 救出された男性は「Apple Watchに命を救われた」とコメントしている。
Apple Watchに命を救われる
英国北部のブラッドフォードに住むダニエル・リード氏は、車を運転中に大型トレーラーと正面衝突する交通事故に遭いました。事故の衝撃によりリード氏は複数個所を骨折した状態で車内に閉じ込められてしまいます。なお、リード氏は2児の父で、娘が生まれたばかりでした。
幸運にも、装着していたApple Watchの転倒検出機能が起動して、地元消防当局に位置情報等が通報されました。
また、緊急連絡先に登録されていた妻のカーラ氏にもテキストメッセージが送付されています。
妻のカーラ氏は、パニックになってリード氏に電話しますが、リード氏は電話に出られず、その後カーラ氏は救助隊に通報しました。しかし、その時には既にApple Watchからの緊急通報により、救助隊が現場に急行していました。
リード氏は駆け付けた救助隊により車から救出され、病院に緊急搬送されています。肋骨等の複数個所を骨折し、肺がつぶれる大けがを負って5週間も昏睡状態となりました。その後、懸命な医療活動により意識を回復し、7月には退院できたそうです。
リード氏は取材に対して「Apple Watchのおかげで命が救われた」とコメントし、事故時に着用していたApple Watchを引き続き利用しています。
Source:Sun
Photo:Apple
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-549945/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania