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iPhone15シリーズ用USB-Cケーブルを分解〜MFiチップの搭載なしを確認

iPhone15 HC
 
iPhone15に同梱されると噂の編み込み式被覆を持つUSB-Cケーブル(以下、編み込み式USB-Cケーブル)を分解した結果、MFi認証チップは搭載されていないのを確認したと、リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が投稿しました。
 
Majin Bu氏(@MajinBuOfficial)の指摘通りであれば、MFi認証ケーブルを用いないと高速充電および高速データ通信が利用できないとの懸念が解消されることになります。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15に同梱されると噂の編み込み式USB-Cケーブルを分解した結果、MFi認証チップは搭載されていなかった。
2. 編み込み式USB-Cケーブルは、15ワット〜60ワットの充電速度に対応する見込み。
3. iPhone15 Proシリーズは、Thunderboltケーブル利用で高速データ通信が可能かもしれない。

USB-Cコネクタ内部にMFiチップは確認されず

AppleはiPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズのUSB-C端子にMFi認証を導入、MFi認証チップを搭載したUSB-Cケーブルでなければ高速充電および高速データ通信が利用できないと噂されていました。
 
更に、MFi認証チップを搭載したUSB-Cケーブルの量産が始まっているとの情報もあったことから、導入が確実視されていました。
 
しかし、Majin Bu氏(@MajinBuOfficial)がiPhone15同梱される編み込み式USB-Cケーブルを分解したところ、コネクタ内部にMFi認証チップは搭載されていなかったとのことです。
 

iPhone15 ProはThunderboltケーブル利用で高速データ通信可能?

編み込み式USB-Cケーブルが対応するパワールールは、5V=3A(15ワット)、9V=3A(27ワット)、15V=3A(45ワット)、20V=3A(60ワット)と表示されています。
 

 
データ転送速度は、USB 2.0とのことですので、480Mbpsになる模様です。
 
Majin Bu氏(@MajinBuOfficial)はフォロワーからの質問に対し、iPhone15 ProシリーズはUSB 3.0に対応する可能性があると述べています。
 
iPhone15 ProシリーズThunderbolt/USB4に対応するとの噂がありますので、その際はMFi認証の有無ではなく、Thunderboltケーブルを利用する必要が生じるかもしれません。
 
 
Source:Majin Bu(@MajinBuOfficial)/X
Photo:Hartley Charlton(@HartleyCharlton)/X
(FT729)

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