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Samsung、Apple Vision Pro対抗品の生産開始を来年6月に延期か

Samsung Gear VR
 
スマートフォン市場において、Appleと熾烈なシェア争いを続けているSamsungが、2024年6月にAppleのヘッドセットVision Proに対抗する製品の生産を開始するとの情報が、X(旧Twitter)に投稿されました。
 
Samsungは、当初は2023年内に生産開始する予定だったものの、Vision Proのスペックを見て、延期を決めたそうです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. SamsungはApple Vision Proに対抗するXRヘッドセットを開発中。
2. 当初、今年末に生産開始する予定だったが来年6月へと延期した。
3. Vision Proのディスプレイのほうが優れていたのが理由か。

Samsung、Google、QualcommがXRで提携

Samsungは2023年始めに、拡張現実(AR)および仮想現実(AR)を含めるExtended Reality(XR)の名称のもと、Google、Qualcommと提携してエコシステムを構築、さまざまな製品を開発すると発表しています。
 
今回「発表が延期された」といわれるヘッドセット「Galaxy XR」(仮称)は、この3社連携プロジェクトの一環として開発されていると思われます。

生産開始時期を今年末から来年6月へ延期か

SamsungがApple Vision Proの発表を受けて、自社のXRヘッドセットのスペックを見直しているとの噂は、Vision Proの発表直後にも伝えられていました。
 
XユーザーのRevegnus氏(@Tech_Reve)によると、Apple Vision Proが搭載するディスプレイのスペックが、Samsungが当初用意していたXRヘッドセットのディスプレイよりも優れていたため、生産開始時期を今年末から来年6月へと延期したとのことです。
 

発売がいつになるかは不明

ただしRevegnus氏は、SamsungのXRヘッドセットの生産開始時期(initial production)が延期されたと記しているのみで、発売がいつになるかには触れていません。
 
Samsungは、Galaxy S22と同じExynos 2200を搭載したXRヘッドセットの開発を進めていたものの、設計上の不具合や発熱の問題により、開発を中断したとの噂もあります。

 
 
Source:Wccftech
(lunatic)

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