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M3対抗Snapdragon 8cx Gen 4の開発に遅れ〜各社が新SoC開発難渋

Snapdragon 8cx gen 4_1200
 
Qualcommが開発中の、NuviaによるArmアーキテクチャを採用したシステム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon 8cx Gen 4の開発に遅れが生じているようです。
 
Apple M3シリーズ対抗品になるとみられているSnapdragon 8cx Gen 4は、2023年2月にPCベンダー各社にサンプル出荷が始まったと噂されていますが、実製品に搭載されて発売される時期が遅くなることが懸念されます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Qualcommが、Snapdragon 8cx Gen 4の開発に難渋している。
2. Snapdragon 8cx Gen 4は、2023年末にPCベンダー向けに出荷されるとの噂があった。
3. Snapdragon 8cx Gen 4搭載PCの発表も遅れる可能性が高い。

2023年末にPCベンダー向けに製品出荷と噂されていたが

Snapdragon 8cx Gen 4にはCPUコア数が8コア、10コア、12コアのバリエーションがあり、これらにてApple M3シリーズに対抗するとみられています。
 
AppleはM3を搭載する新型Mac2023年10月に発表、2024年上半期(1月〜6月)にM3 ProおよびM3 Maxを搭載する新型MacBook Proを発表すると噂されています。
 
Qualcommは今年末にSnapdragon 8cx Gen 4の出荷を開始、搭載されたPCがMicrosoft以外のベンダーも含めて2024年に発表されるとQualcommの社長兼最高経営責任者(CEO)であるクリスティアーノ・アモン氏が述べていましたが、そのスケジュールにも遅れが生じる可能性があります。

Apple以外の各社が独自設計のSoC開発に難渋

自社設計のSoC開発に難渋しているのはQualcommだけではなく、Googleは開発が遅延、Samsungは「コードネーム:Mongoose」の開発に失敗、XiaomiやOPPOは開発を中止しており、現時点ではAppleのみが成功している状況です。
 


 
 
Source:Wccftech
Photo:Notebookcheck
(FT729)

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