iPhoneのディスプレイ用カバーガラスを供給するCorningが、折りたたみデバイス用ガラスの製造と供給を統合した拠点を、韓国に整備したことが明らかになりました。
Corningは、折りたたみiPhone、折りたたみiPad、折りたたみMacBookに用いる折りたたみガラスの供給が有力視されています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhoneのディスプレイ用カバーガラスを供給するCorningが、折りたたみデバイス用ガラスの製造供給拠点を韓国に整備した。
2. 今後、多種多様な折りたたみデバイス向けガラスが開発される見込み。
3. 折りたたみiPadや、折りたたみMacBook用のカバーガラスも含まれているかもしれない。
折りたたみデバイスは大型化、バリエーションが増えるとコメント
Corningの会長兼最高経営責任者(CEO)であるウェンデル・ウィークス氏が、8月24日に韓国ソウルで会見し、牙山工場に新設した折りたたみデバイス用ガラス工場を中心として今後5年間で15億ドル(約2,200億円)を投資することを発表しました。
ウィークス氏は、「折りたたみデバイスを想定した次世代の超薄型ガラスが開発段階にあり、今後、小さなデバイスからより大きなデバイスへと変化していくだろう」と述べています。
Appleは折りたたみiPadと折りたたみMacBookを開発中と噂
Appleは、折りたたみiPhoneに先行し、折りたたみiPadを開発しているとの噂があります。
その理由として、初めての折りたたみデバイスとして開発する場合、iPhoneよりも大きなiPadのほうがヒンジ(蝶番)や必要な部品を収めるのが容易との指摘がありました。
また、2026年に折りたたみMacBookを発売するとの噂も根強く囁かれています。
Appleと関係が深いCorningのウィークス氏のコメントは、こうした将来性を踏まえたものかもしれません。
Source:The Korea Economic Daily via Patently Apple
Photo:4RMD(@4RMD3)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-550923/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania