1947年にアメリカ・ノースカロライナで誕生してから、今も世界中のジーンズファンに愛されるWrangler(ラングラー)。この秋、伝説的なプロダクトを蘇らせるラングラーのプロジェクト「THE ARCHIVES」によって、ブランド誕生から間もない時期に発売されたマスターピースが復刻販売されます。
登場したのは、ラングラーの歴史を語る上で欠かせない3つのパンツと、2つのジャケット。ディテールや縫製まで当時の形にこだわられており、ジーンズ好きならぜひ押さえておきたいアイテムです。
カウボーイをはじめとする労働者のワークウエアとして生まれたジーンズ。その大手であったブルーベル・オーヴァーオール・カンパニーが、社運を賭けて1947年に発売したのがラングラーのアイテムでした。
世に送り出されたのは、機能美の感じられるディテールデザイン、ワークウェアの伝統的な機能性が融合した、いうなれば“ジーンズのサラブレッド”。その圧倒的な存在感は、今なお世界中のヴィンテージマニアを魅了し続けています。
「THE ARCHIVES」では、現在ではもう数少なくなっているヴィンテージピースを解析し、特徴的なディテールや縫製、当時話題を集めた付属品まで徹底再現。1951年から1964年までの間に発売された伝説のアイテムが登場します。
ラインナップは、「11 MW WESTERN SADDLE PANTS 1951」(2万8600円)、「11MWZ WESTERN JEANS 1958」(2万8600円)、「10MW WESTERN JEANS 1964」(2万8600円)、「111MJ WESTERN JACKET 1951」(3万9600円)、「11MJZ WESTERN ZIPPER JACKET 1958」(3万9600円)の5型。
「11MW」は、ウエスタンウェアのカスタムテーラーを営むロデオ・ベン・リヒテンシュタインによってデザインされたパンツ。サドル上での過酷なアクションにも耐えうるディテールが特徴で、プロのロデオライダーにも愛された1本です。
「11MW」をよりロデオ向けにブラッシュアップさせた「11MWZ」は、耐久性に優れた素材と、“ロデオ・ベン・シグネチャー・ウォッチ・ポケット”や7ループなど、他社の製品と一線を画す存在感をもつジーンズ。
ロデオ競技時にサドルホーンが引っかかってしまう事故を防ぐため、ジッパー仕様となっているのも大きな特徴です。
「10MW」は、1964年から1年間のみ販売された幻のモデル。ライバルブランドを彷彿とさせる、テーパードするカットやダックテイル気味に直線的なヒップカーブなど、ラングラーの他製品とは異なる特徴を持つジーンズです。
ジーンズ同様ロデオ・ベン・リヒテンシュタインによってデザインされた「111MJ」「11MJZ」は、ロデオ界のスターが愛したウェアとして知られるジャケット。
運動性の高い背面のアクションプリーツや、グローブしたままでもジャケットを開閉しやすい「11MJZ」のジッパーなど、ロデオで活躍するさまざまな機能は、現代の“働く人々”にも役立つこと間違いなしです。
>> Wrangler
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/552629/
- Source:&GP
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