Appleが、iPhone向けAppleCare+の加入可能期間を拡大していると米メディアMacRumorsが報じています。通常はiPhoneの購入から60日以内の加入が条件ですが、iPhone購入から2年以内に保証対象外で修理をしたユーザーにAppleCare+加入を提案している模様です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが、iPhone用AppleCare+の加入可能期間を拡大しているとの報道。
2. iPhone購入から2年以内に保証対象外で修理するとAppleCare+を提案か。
3. AppleCare+加入なら、通常5万円の画面割れ修理が3,800円など低額。
保証対象外の修理を受けたユーザーにAppleCare+を提案
iPhoneには、購入から1年間のハードウェア限定保証と90日間の無償サービスがついていますが、AppleCare+に加入すると、保証期間が延長され、損傷時の修理やバッテリー交換を低額で受けることができます。修理サービスは、2022年から回数無制限となっています。
AppleCare+は、新品のiPhoneと同時、もしくはiPhoneの購入から30日以内(アメリカでは60日以内)に購入することができます。
しかし、Appleは最近数カ月の間に、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダで保証対象外の修理を受けたユーザーに、AppleCare+を購入できる機会を提供している、と米メディアMacRumorsがAppleの内部文書を含む複数の情報源から確認した、と報じています。
iPhone購入から2年間以内に保証対象外の修理が条件
「AppleCare+購入の例外」と呼ばれる制度は、2021年後半に導入されました。しかし、同制度はiPhoneの購入から1年以内という条件がついていました。
しかしMacRumorsによると、Appleが最近、アメリカでのみ提供しているAppleCare+の加入可能期間は、iPhoneの購入から2年間以内に拡大しているようです。なお、AppleCare+の加入時には、iPhoneが点検の結果、条件を満たすことが必要です。
Apple StoreやApple認定サービスプロバイダが、顧客にAppleCare+購入の権利について知らせることができるのはiPhoneの修理が完了した後に限定されています。顧客がAppleCare+を購入できるのは、提案から10日以内となっています。
保証外修理、iPhone14 Proの画面割れは50,800円
iPhoneの購入時にAppleCare+に加入しなかったユーザーも、高額な修理費用を自己負担した後だと、次の損傷や紛失・盗難のためにAppleCare+に加入しておこうという気持ちが高まりそうに思えます。
例えば、iPhone14 Proの画面ひび割れ(前面のみ)修理は、AppleCare+に加入していれば3,700円ですが、保証外だと50,800円かかります。同じくiPhone14 Proのバッテリー交換は、AppleCare+なら0円ですが、保証外だと14,900円が必要です。
AppleCare+の代金、iPhone14 Proなら2年間で29,800円
AppleCare+の料金は盗難・紛失プランと通常のAppleCare+が用意されています。支払い方法は、月払いまたは2年間が選択可能です。
AppleCare+ 盗難・紛失プランの代金(税込)は、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Maxの場合は月払いが1,600円、2年間で31,800円です。
通常のAppleCare+は、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの場合で月払いが1,480円、2年間で29,800円です。
Source:MacRumors, AppleCare+, Apple修理サービス
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-550975/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania