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Appleの14インチiPad、2023年に発売予定だった〜計画変更に2つの理由

Apple iPad Pro
 
Appleは14インチの大型iPadの開発を進めており、実は2023年に発売する直前まで計画が進んでいたが近々発売されることはないようだ、とBloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。大型iPadの投入に対して、Apple内部で2つの懸念があったことが原因のようです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 14インチiPadは、2023年に発売する直前まで計画が進んでいた。
2. 計画延期の原因は、大型iPadに伴う2つの問題だった模様。
3. 11インチと13インチのiPad ProはM3を搭載し2024年前半に発売か。

 

実は2023年の発売が計画されていた14インチiPad

Bloombergのマーク・ガーマン記者は、ニュースレターPower On読者からの、Appleが13インチ超の大型iPadを発売するという情報のその後はどうなった?という質問に答えました。
 
ガーマン氏によると、Appleは2021年から大型iPadの計画を進めており、実は2023年に14インチiPadを発売する直前まで話が進んでいたそうです。
 
しかし、近日中に発売予定の製品に14インチiPadはなく、計画が変更になった模様です。

大型iPadに2つの懸念

多くの人々が期待を寄せる大型のiPadが、Macの勢いに水をさすのではないか、との懸念があるとガーマン氏は伝えています。
 
また、有機EL(OLED)ディスプレイの供給が限られていることと、コスト増も頭痛の種となっているようです。

OLED採用のiPad ProはM3搭載

ガーマン氏は先日、11インチと13インチのOLEDディスプレイ搭載iPad Proが、2024年前半には発売される、と報じています。
 
同氏によると、2024年前半に発売されるiPad ProにはM3プロセッサが搭載され、大型化したトラックパッドを搭載するMagic Keyboardも同時に発売される、とのことです。

MacBookシリーズへのOLED搭載は2027年以降との情報も

MacBookシリーズへのOLED搭載に期待する声もありますが、MacBookシリーズへのOLED搭載は2027年に延期される、との見通しを市場調査会社Omdiaが発表しています。
 
また、Appleの主要サプライヤーであるSamsung DisplayとLG Displayが、発光効率が高く、製品寿命の長いOLEDディスプレイの投入を計画している、と韓国メディアThe Elecが報じています。
 
 
Source:Power On/Bloomberg
Photo:Apple
(hato)

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