2024年にリリースされる見通しのiOS18では、Appleは言語モデルを用いて、Siriの機能を大幅に強化すると、The Informationが報じています。
iOS18の進化版Siriでは、複数のステップが必要となる複雑なタスクの自動化も可能になるとのことです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iOS18ではSiriの機能が大幅に向上する。
2. 複雑なタスクが1つのコマンドで実行可能になるかも知れない。
3. iOS17のSiriは機能面ではあまり進化していない。
Siriでショートカットのようなタスクの自動化が可能に
たとえば、写真を5枚撮影して、それらをすべてGIFに変換し、友だちに送信するといった作業が、1回のコマンドで実行可能になります。
ショートカットアプリを使えば写真をGIFに自動変換することは可能ですが、手動での作業が必要です。
つまり進化したSiriでは、現在ショートカットアプリで実行可能なタスク（もしくはさらに複雑なタスク）を、音声で簡単に行えるようになるということです。
Google Assistantも開発中
The Informationは、Appleは2024年リリースのiOSの一部として、新たなSiriの機能を導入すると記しており、これはiOS18を指していると考えられます。
またAppleと競合するGoogleも同様に言語モデルを用いて、Google Assistantがより複雑なタスクをこなせるよう開発を進めていると言われています。
iOS17では「Siri」だけで起動可能に
近く正式版がリリースされるiOS17でも、Siriの機能向上が図られています。
最大の変更点は、これまでのようにSiriを呼び出す際に「Hey、Siri」と言わず、「Siri」だけで起動可能になったことでしょう。
しかしそれ以外の機能面での向上はほとんど見られません。
来年6月の世界開発者会議「WWDC24」で発表されるiOS18では、大幅にアップグレードした新たなSiriが披露されることになりそうです。
Source:The Information via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-551521/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania