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イスラエルのBrowsi社、APAC事業拠点として日本法人設立。AIで広告枠を最適化するSaaSの事業拡大へ

イスラエルに本社を構え、パブリッシャー向けSaaSビジネスを展開するBrowsi LTD(以下、Browsi)は、2023年7月25日、東京にBrowsi Mobile 株式会社を設立し、日本市場でのさらなるビジネス拡大と同市場へのコミットメントを発表しました。

同時に、日本を含むAPAC地域における事業を牽引するジェネラルマネージャーに、Globalive株式会社の代表取締役社長およびそのグループ会社Pivot株式会社の代表取締役を務める梅野浩介氏が就任したことを発表しています。

AIでUX向上・収益増加に資する広告を創出

Browsiは、AIを活用した広告枠の最適化により、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させながら収益成長を促進する包括的プラットフォームを提供してきました。

同プラットフォームでは、ユーザーの行動データをリアルタイムに収集し、ユーザーの行動を予測。AIによるリアルタイムな判断により、ユーザーに最適な広告を、適切なタイミングで適切な場所へ提供し、UXを向上させ、収益を増加させます。

導入企業は、管理画面上で希望のUXルールの設定、 KPI分析、リアルタイムの広告インサイトの確認が可能です。

また同社は、2022年11月に、軽量かつカスタマイズ可能な動画プレーヤーとともに高度な機能を備えた新動画広告ソリューションをリリースしました。

日本市場での強固な存在感を築く

Browsiは、すでに日本国内65社以上のパブリッシャーに製品を提供し、国内リセラーパートナーと共催しているパブリッシャー向けイベントが好評を博すなど、日本市場での存在感を高めています。

そんなBrowsiにとって、今回の日本法人設立は、理にかなった次のステップと言えるでしょう。

同社CEO兼共同設立者のアサフ・シャムリー氏は以下のように述べています。

文化とイノベーションの完璧な相乗効果を体現する日本市場は、Browsiが提供する最先端ソリューションにとっては理想的な環境です。また、Browsiにとって日本は非常に重要な市場であり、この市場において強固な存在感を築くことは、当社のグローバルな成長戦略においても不可欠です。(中略)日本のパブリッシャーと手を携え、最良のユーザーエクスペリエンスを提供しながらパフォーマンスを向上させることに全力を尽くしていきます。

APAC事業拠点としても機能

Browsi Mobile 株式会社は、APAC地域における事業の拠点として機能します。

そんな同社のジェネラルマネージャーには、2019年からBrowsiの日本展開を担ってきた梅野浩介氏が就任。同氏は引き続き、BrowsiのAPAC地域向け事業を統括し、ミッションを推進していくにあたり、以下のように述べました。

この国内事業拠点を通じ、日本のお客様に対するより迅速かつ効率的なサポートの提供が実現するとともに、パブリッシャー様との結びつきを更に深め、日本固有のニーズをスピーディーに吸い上げることにより、日本のメディア向けにカスタマイズされたソリューションの提供も可能になります。(一部抜粋)

Browsiは今後、日本市場における競争力を高め、パブリッシャーの持続可能な成長に貢献していくとともに、新動画広告ソリューションをはじめとする革新的なプロダクトを提供し続けることを使命とし、UX改善と収益創出に取り組む方針です。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127029.html

公式サイト:https://jp.browsi.com/

(文・Higuchi)

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