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Intel、Thunderbolt 5を発表〜双方向で80Gbpsの帯域幅を実現

intel thunderbolt 5
 
Intelは現地時間12日、次世代の接続規格「Thunderbolt 5」を発表しました。双方向での80GbpsというThunderbolt 42倍の帯域幅が実現されており、540Hzのゲーミングモニターのサポートも理論上可能となっています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Intelは12日、次世代の接続規格「Thunderbolt 5」を発表した。
2. 双方向での80Gbpsという、Thunderbolt 4の2倍の帯域幅が実現。
3. 540Hzのゲーミングモニターのサポートも理論上可能となっている。

ブースト時には最大120Gbpsのスピードを発揮

Thunderbolt 4は最大40Gbpsまでの速度をサポートしていましたが、Thunderbolt 5通常時で80Gbps、Bandwidth Boostの使用時に最大120Gbpsのスピードを発揮します。なお、このブーストモードを使用するには高帯域幅のディスプレイが必要となります。
 
Thunderbolt 5は、複数の8Kモニター、3台の144Hzの4Kモニター(Thunderbolt 4は60Hzまでの4Kモニター2台まで対応)、最小140ワットまたは最大240ワットの充電をサポートしており、ノートパソコンに複数のディスプレイを接続するような状況にもってこいです。
 

 
Thunderbolt 5を搭載したコンピュータやアクセサリーは、2024年から発売される予定です。
 
なおThunderbolt 5は、USB4 V2、DisplayPort 2.1、PCI Express Gen 4といった業界標準規格を継続して採用することで、旧バージョンのThunderboltやUSBとの互換性も保持しています。

540Hzのゲーミングモニターに対応

Thunderbolt 5は、まだ発売には至っていない540Hzのゲーミングモニターにも対応しています。
 
最初の540HzモニターはCES 2023で発表されたASUS ROG Swift Pro PG248QPとなる見通しで、9月中の発売が見込まれています。
 
 
Source:Intel, Gizmochina
(lexi)

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