Appleは日本時間13日未明から開催した新製品発表イベント「Wonderlust」で、同社の環境への取り組みに関して多くの時間を費やし、掲げている2030年の目標へと着実に歩みを進めていることを強調しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは13日に催したイベントの中で、2030年の環境目標へと着実に歩みを進めていることを強調した。
2. 300社以上のメーカーが、2030年までに100パーセントクリーンエネルギーを使用することを確約。
3. この数字は、Appleの直接製造費の支出先の90パーセント以上に相当する。
サプライチェーンでのクリーンエネルギーの使用を促進
Appleは自社サプライチェーンの脱酸素化計画がさらに進展し、現在300社以上のメーカーが2030年までにApple製品の製造に100パーセントクリーンエネルギーを使用することを確約している、と発表しました。
この数字は、Appleの直接製造費の支出先の90パーセント以上に相当するもので、2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにするという大きな目標にまた一つ近づいたと言えます。
Appleイベントで発表されたApple Watch Series 9は、Apple初のカーボンニュートラル製品となったことも大々的に発表されました。
日本のサプライヤーも再生可能エネルギーの使用を確約
Appleサプライヤーとして新たに再生可能エネルギーの使用を確約した企業の中には、日本の半導体大手ルネサスエレクトロニクスも含まれます。
同社は2021年にイギリスの半導体大手Dialogの買収を完了させており、低電力技術、Wi-Fi、Bluetoothなどのコネクティビティ技術、ワイヤレス充電技術を獲得することで、さらなる製品ラインナップの拡充を行っています。
Source:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-552329/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania