Appleは従来から予想されていた通り、新型のiPhone15シリーズでLightningからUSB-Cポートへの切り替えを実現させました。USB-Cの採用は、ヨーロッパ連合(EU)のE-waste(電子ごみ)削減のための施策に端を発するものですが、Appleは「USB-C – Lightningアダプタ」という新たなドングルの販売を開始しなければならなくなったようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleが「USB-C – Lightningアダプタ」の販売を開始しなければならなくなったという。
2. Lightning用のアクセサリが電子ごみになるのを防ぐことができる。
3. 環境的観点から見て、さらにケーブルが必要になるというのはやはり納得がいかないのではないか。
また電子ごみが増える原因に?
電子ごみの削減がUSB-Cへの切り替え理由だったのにも関わらず、Appleは「USB-C – Lightningアダプタ」という新たなドングルを作らなければならなくなるという、自己矛盾した状態に置かれてしまったようです。
Appleは同製品について、以下のように説明しています。
USB-C – Lightningアダプタを使うと、LightningアクセサリをUSB-C対応のiPhoneまたはiPadにつなぐことができます。これひとつで充電、データ転送、オーディオの3つの主要な機能に使えるので便利です。
このドングルのおかげで、Lightning用のアクセサリが電子ごみになるのを防ぐことができるわけですが、そのためにまた余計なケーブルが必要になってくるというのは、環境的観点から見てやはり納得がいかないというのが個人的な感想です。
ちなみに、USB-C – Lightningアダプタの販売価格は4,780円(税込)となっています。
Source:Apple via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-552487/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania