Appleが新製品発表イベント「Wonderlust.」で発表したiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxが、初めてのThread対応スマートフォンとなり、「Wi-Fi 6E」にも対応していることが明らかとなりました。なお、iPhone15とiPhone15 Plusは、どちらにも対応していません。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.iPhone15 Pro/Pro Max、ThreadとWi-Fi 6Eに対応。
2.Thread対応でスマートホーム機器の直接制御が可能に。
3.iPhone15 Pro/Pro Maxは6GHz帯を利用でき、より高速な通信が可能。
Threadネットワークテクノロジーについて
AppleによるとiPhone15 Proシリーズは、初めての無線規格「Thread」対応スマートフォンであり、Thread対応のスマートホーム機器を直接制御するために使用できるということです。
今のところ、HomePod mini及びApple TV 4KがThreadに対応していますが、他のAppleデバイスにはThread接続機能はありません。
同社は、iPhone 15 Proシリーズのプレスリリースで、Threadが「今後のホームアプリの統合の機会を切り開きます」と説明しています。
Wi-Fi 6Eについて
Wi-Fiの新規格「Wi-Fi 6E」に対応したことで、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxは6GHz帯を利用できるため、より高速で、低遅延、干渉の少ない通信が可能になります。Wi-Fi 6Eを利用するには、Wi-Fi 6Eに対応したルーターが必要です。
Wi-Fi 6Eに対応するデバイス数はまだ限られているため、今のところ、6GHz帯は混雑が少なく高速通信を行えます。
Appleは、2022年10月に発表された11インチiPad Pro(第4世代)及び12.9インチiPad Pro(第6世代)で初めてWi-Fi 6Eのサポートを追加し、Macでは初めて14/16インチMacBook Pro(2023)及びMac mini(2023)がWi-Fi 6Eに対応しました。
その他、Mac Pro(2023)、Mac Studio(2023)がWi-Fi 6Eに対応しています。
Source:Apple(1), (2) via MacRumors(1), (2)
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-552523/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania