Appleは日本時間13日未明から開催した新製品発表イベントでiPhone15シリーズを発表しましたが、同シリーズも米国版以外は継続してSIMカードトレイを搭載していることが明らかになりました。米国版は昨年のiPhone14シリーズから物理的なSIMトレイが消失し、eSIMのみの対応となっています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは13日、iPhone15シリーズを発表した。
2. 米国版以外は継続してSIMカードトレイを搭載していることが明らかになった。
3. 米国版は昨年から物理的なSIMトレイが消失し、eSIMのみの対応となっている。
nanoSIMのサポートが米国以外のすべての販売国で継続
Apple公式サイトの技術仕様によれば、iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxの全モデルが、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、シンガポール、トルコなどの販売国でnanoSIMに対応しているとのことです。
Appleは昨年、iPhone14シリーズにおいて物理的なSIMトレイを取り払い、eSIM対応のみに切り替えたことが話題になりました。このとき、この新仕様が他の国や地域にも拡がるのではないかと言われていましたが、少なくとも今年は実現しなかったようです。
eSIMはiPhoneに8個以上インストール可能
Appleのサポートページには、iPhoneには8個以上のeSIMのインストールが可能で、同時に2つの電話番号を使用可能と記されています。
通信事業者が対応していれば、物理的なSIMをeSIMに変換することも可能となっています。
Source:MacRumors, Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-552656/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania