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旅先でもきちんとお手入れ!ビクトリノックスの爪切り付きマルチツールで癒やしのひととき

【男前マルチツールの世界】

マルチツール。それは、手に収まるほどのコンパクトなボディにさまざまな道具を詰め込んだ“ハンドツール”。とかく専用ツールに比べ「間に合わせ」と思われがちですが、そこにはマルチツールだからこそ味わえる奥深い世界が存在します。

男前なマルチツールの魅力を紹介する連載第38回は、VICTORINOX(ビクトリノックス)「ネイルクリップ580」(実勢価格:3850円)です。

スイスのマルチツールブランドとして名高いビクトリノックスですが、トラベルギアにも力を入れています。マルチツールは、荷物を少しでも減らし、かつ快適な旅を楽しむ上で相性の良い組み合わせだと思います。今回紹介するアイテムは、爪切りをメインとしたパーソナルケアシリーズのひとつです。

 

■普段から持ち歩きたくなる機能とサイズ

旅行にそれ単体を持っていくほど必需品ではないけれど、あると嬉しいのが爪切りです。

▲温泉上がりに爪を切る至福のひととき

常日頃、爪のお手入れを欠かさない人であれば、旅行に行く前に爪が伸びているか否かは確認しているかもしれませんが、私のようなズボラな人間は時として爪の手入れを怠ってしまうことがあります。

私だけかも知れませんが、特に旅館などの寛ぎの宿では、ある衝動に駆られることがあります。それは、温泉にたっぷりと浸かり、心身の疲れを癒やして畳やベットにゴロリと寝転んだ時に伸びっぱなしの爪を目の端で捉えた時に「爪切りたい!」と思うこと。温泉でほんのり柔らかくなった爪を手入れすることで、芥にまみれた日々の雑事を綺麗さっぱり忘れることができる気がするからです。これが実際非常に気持ちよく皆さんにもおすすめしたいです。

▲爪切りを含め8種のツールを搭載

爪切り、爪研ぎ、爪掃除、ナイフ、キーリング、ピック、刺抜き、ハサミ。これだけのツールを65mm 36gの軽量コンパクトなボディに収納しています。爪の手入れと日常に役立つツールをプラスした構成です。

▲爪切りの取り出し方

ボディ片側の端にある黒いレバーを外側に押すと爪切りが展開します。完全に展開し、爪切りのレバーを180度回転させると爪切りとして機能します。切れ味は充分。

▲仕上げの爪研ぎ

切り終えた爪を研ぐための爪研ぎも付いています。先端部は尖っており、爪に詰まった汚れを落とすためのものです。ナイフの切っ先ほどは尖っていません。ただ、収納されている場所がナイフのすぐ隣になりますので、間違ってナイフを展開しないよう注意が必要です。

▲ハサミも搭載

爪切りの反対側にはハサミが収納されていて、完全に展開すると自動的にハサミになります。板バネのリバウンドで自動的に開くので、写真のように親指で押すだけで切ることができます。

▲ミニナイフも付いてます

そしてビクトリノックスではおなじみのステンレス製の剣型ナイフ。人差し指の第二関節くらいの長さで、このサイズのナイフとしては必要十分な切れ味。切り損なったパッケージを開けるときに便利でしょうか。

▲やっぱり便利な刺抜き

こちらは、ビクトリノックスでは定番でも、意外と他社製品には見られないトゲ抜き。あると本当に便利です。モデルにもよりますが、ビクトリノックスでは、サバイバルというワイルドな目的よりは日常のちょっと困ったを解決してくれるツールをちゃんと備えています。

今回は、旅行時にあると便利なマルチツールをテーマに紹介しました。爪切りという日常的なツールがメインの本製品。サイズ的にも普通の爪切りとさほど変わりはありませんが、日頃から携帯していても便利なマルチツールです。爪切りプラスαな相棒と共に秋の旅行をお楽しみください。風呂上がりの爪切りは本当におすすめです。

>> [連載]男前マルチツールの世界

<取材・文/GOL>

GOL|現在、東京近郊の山村と都会で二拠点生活をしています。ライター業がメインですが、地方の魅力発信にも力を入れています。実地でのレビューがしやすい環境を活かしてアイテムを紹介していきます。

 

 

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