米テレビ番組CBS Sunday Morningのインタビューに答えたAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Appleはなぜ今でもX(旧Twitter)を使用し続けているのかと聞かれると、「重要な資産だと考えている」と述べました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleのティム・クックCEOが、X(旧Twitter)を使い続けている理由を語った。
2. 同氏は「言論の場であり、街の広場であるというコンセプトが気に入っている」と述べた。
3. Appleは今のところXでの広告掲載を続けていくようだ。
言論の場として機能し続けている?
イーロン・マスク氏に買収されてからというもの、何かと話題にのぼることが多いソーシャルメディアXですが、同氏が“反ユダヤキャンペーン”を行っているなどの非難もあるため、「Appleは広告掲載をやめるべきでは」と、インタビュアーの男性がAppleのクックCEOに問いかけました。
すると、同氏は「まず私の見解としてTwitterは重要な資産であるということ」と述べ、そして「言論の場であり、街の広場であるというコンセプトが気に入っている」と続けました。
同時に、「反ユダヤ主義は絶対に許されない」ともクックCEOは述べていますが、今のところAppleはTwitter利用を継続する構えのようです。
Apple役員の中には早々に去った人も
クックCEOはX上に今でも個人アカウントを保持していますが、Appleフェローのフィリップ・シラー氏は買収騒動を聞いた途端に自身のアカウントをTwitterから除去しており、Mastodonなどのオルタナティブなプラットフォームに移行しています。
クックCEOのニセInstagramアカウントが話題になったことも記憶に新しいところです。アカウントはいかにも本人らしいことを投稿していたため、一部のApple役員までも間違ってフォローしてしまっていたほどでした。
Source:CBS News via 9to5Mac
Photo:CBS Sunday Morning/YouTube
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania