iPhone14 ProシリーズにだけA16 Bionicが先行搭載されることをいち早く予想していたリーカーの手机晶片达人氏が、iPhone16とiPhone16 PlusにはTSMCの改良型3nmプロセス「N3E」で製造されるA17が搭載されるとの予想を、Weiboに投稿しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. リーカーが、iPhone16とiPhone16 PlusにはA17 ProではなくA17が搭載されると予想した。
2. A17は、TSMCの改良型3nmプロセスで製造されることで、コスト削減が実現される見込み。
3. A17はA17 Proと比較し、GPUコア数やRAM容量が削減、USB 3コントローラ非搭載になるかもしれない。
Axx ProがProシリーズ向け、Axxがベースモデル向けに差別化か
先日、iPhone15 Proシリーズに搭載された新しいApple Aシリーズチップには、サブネームとしてBionicに代わりProが採用(A17 Pro)されたことから、Axx ProはProシリーズ専用品となることもあり得るとの推察記事を公開しましたが、手机晶片达人氏の投稿もその可能性を高めるものです。
手机晶片达人氏は、TSMCの3nmプロセス「N3B」で製造されているA17 Proのコードネームは「Coll」、N3Eで製造されiPhone16とiPhone16 Plusに搭載されるA17のコードネームは「Tupai」と説明しています。
A17 ProからA17への変更点を予想
A17 ProとA17が差別化される場合、GPUコア数の削減(6コアではなく5コアに変更)、RAM容量の削減(8GBから6GBに削減)、USB 3コントローラを無効化してUSB 2対応に変更し、データ転送速度を10Gbpsから480Mbpsに低下させることなどが考えられます。
Source:手机晶片达人/Weibo
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-553656/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania