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Apple役員、iPhone15 Pro Maxがなぜ5倍ズームまでの対応なのか説明

iPhone15 Pro Max camera_1
 
Appleが新たに発表したiPhone15 Pro Maxは、5倍の光学ズームインに対応していますが、Androidフラッグシップモデルと比べるとズーム性能に劣るとの見方もあります。ですが、この5倍ズームという数字は理にかなっている、とApple役員の人物は主張しています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Pro Maxの光学5倍ズームは理にかなっているとApple役員が主張。
2. 5倍ズームは10倍ズームに比べて安定させやすく、親密感を保てる距離だとのこと。
3. Appleのカメラ哲学は「高速」にあり、いつでもどこでも対象物を撮影できることに焦点が置かれている。

5倍ズームは安定させやすい

Appleのカメラエンジニアリング担当副社長のジョン・マコーマック氏と同僚のマキシム・ヴェロン氏によれば、10倍ズームは世界で最も安定した手を持っているか、三脚を持っていない限り、使うのは本当に難しいとのことです。
 
また、iPhoneは信じられないほどソーシャルなカメラであり、240mmや250mmに相当する10倍ズームでは、人々はとても離れており、親密さが失われるとも両氏は述べています。

iPhoneは動きのある対象物の撮影に特化している?

リーカーのICE UNIVERSE氏(@UniverseIce)は、SamsungとAppleではカメラに対する考え方が大きく異なる、と持論を述べています。
 
Samsungは、200MPや50MPといった長い演算時間を要する静止物の撮影を得意としているのに対して、Appleの哲学は「高速」にあり、素早くシャッター切り、素早く処理することで、いつでもどこでも対象物を撮影できるということに焦点が置かれているとのことです。
 
同氏の意見は、Apple役員の“ソーシャルなカメラである”という陳述とも一致するのではないでしょうか。
 
 
Source:Numerama, @UniverseIce/X
(lexi)

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