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iPhone15/15 Proシリーズの納期遅延、出荷台数増加で11月に向けて解消か

iPhone15 Pro battery AC_1200
 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズのサプライヤーからAppleへの納入時期について、例年よりも2カ月遅く、2023年8月〜11月がピークになると経済日報が報じました。
 
経済日報の報道通りであれば、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズは噂通り例年よりも初期在庫台数が少なかったことでお届け予定日までの日数が延びていながらも、今後、11月に向けて解消に向かうと考えられます。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの納入スケジュールが、例年よりも2カ月遅れとなっていた。
2. USB-Cコネクタへの変更に伴い、量産開始初期の歩留まり率が低下していた。
3. 今後、出荷台数が増加することで納期が短縮されると期待。

USB-Cコネクタへの変更に伴い、量産開始初期に歩留まり率が低下

経済日報によれば、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ用のUSB-Cコネクタは、SpeedtechとFoxlinkが供給しているとのことです。
 
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの納入時期が例年よりも遅れたのは、LightningコネクタからUSB-Cコネクタへの変更に伴うもので、量産開始初期の歩留まり率が以前よりも低かったと、経済日報は報告しています。
 
iPhone15 Proシリーズの初回ロットは、品質が低く不具合のある製品が含まれているとの噂がありますが、それが事実であればこうした製造工程の変更に起因するもの(習熟が必要)なのかもしれません。

iPhone15 Pro Maxの納期短縮に期待

iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズは、ソニー製CMOSイメージセンサーの供給数不足やチタニウム合金製フレームの製造上の課題により、発売前に在庫を積み上げることができていないと懸念されていました。
 
今回の報道を見る限り、それ以外にも多くの課題を抱えていたことになります。
 
今後は製造台数の増加とともに歩留まり率が改善されることが見込まれ、現在は11月中旬以降となっているiPhone15 Pro Maxの納期の短縮が期待できます。
 
 
Source:経済日報 via EMS One
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729)

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