<不自由を自由にする野営スタイル>
こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。
さて、以前「慣れれば10数秒で結べて簡単に解けるロープワーク」を紹介いたしました。
これは本当に簡単で、しっかりと固定できて、たった10数秒で結べてしまうロープワークですが、さらに手早く立木に固定できるロープワークがあります。
私が知る中では、もっともスピーディで、工程はたったの4ステップ。タープを張る時やテントをたてる時に立木へロープを固定できるロープワークです! 簡単で、強度が担保できて、そして撤収時に容易に解けるものほど使いやすいのですが、今回紹介するテコ結びはその最たるものといえるでしょう。
それでは早速その結び方をご紹介していきます。
■テコ結びを行うための簡単4ステップ
【ステップ1】立木にロープを回す
ロープを右側から立木の裏を通して左側に回し、前まで持ってくる。これは左右どちらでも構いませんが今回は上記のようにします。
ロープワークは体で覚えることが重要なので、何度か練習し、自分のやりやすい方で習得しましょう。
【ステップ2】手前に持ってきたロープを上からクロスさせる
先ほど手前に持ってきた短い方のロープを長い方のロープの上にクロスさせます。
【ステップ3】クロスさせたロープを時計回りで立木に回す
上の写真のように、左のロープは長い方、右のロープは短い方と、先ほど上からクロスさせたロープを時計回りに立木を巻いて手前方向にひっぱってきます。
【ステップ4】立木の輪っかに通す
ステップ3で手前に持ってきたロープを、立木を巻いているロープの右の間に手前から通します。
ここまでできればあとは引っ張るだけで完成です。
■完成形
ステップ4で立木の輪っかに通したロープ(短い方)と長い方を左右に引っ張れば完成です。
本当に簡単に、1回やってみればすぐにできるようになります。ただ、ロープを交差させる方向だけ間違わないようにしてください。それだけ気をつければ二回目には5秒でできるようになっているはずです。
このロープワークの良いところは解くのも簡単で、長い方のロープのテンションがかからなくなれば、簡単に解けるようになっています。従って、キャンプの時の撤収時には本当に素早くロープの回収が可能なのです。
5回も練習すればマスターできると思うので、ぜひお試しください!
>> 連載
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/558184/
- Source:&GP
- Author:&GP