auのタフネススマホ「TORQUE(トルク)」の新モデルが発表されました。10月19日発売で、価格は9万8000円(割引適用前)。9月28日から予約が始まっています。
TORQUEは京セラが開発・製造するモデル。京セラは今年5月にコンシューマー向けのスマホ事業からの撤退を発表しました。もうTORQUEの後継機種は出ないのか? と心配していた人もいるでしょうが、ご安心を。TORQUEについては、法人からのニーズも高いこともあり、開発・製造が続けられるそうです。
■前モデルよりコンパクトで軽くなった!
そんな中で発表された最新モデル「TORQUE G06」には、大きく3つの進化ポイントがあります。
まず、前モデルよりも小さく、持ちやすくなったこと。ディスプレイサイズは前モデルの「TORQUE 5G」(約5.5インチ)よりもわずかに小さい約5.4インチに。本体サイズでは、高さが約13mm小さくなり、重さは約14gも軽くなっています。より片手で操作しやすいサイズ感になっています。
■TORQUE史上最強のタフネス性能を実現
次に、タフネス性能では、前モデルの28項目に「打撃」を加えた29項目の試験をクリア。耐衝撃性能では、約2mの高さから落下させても壊れにくい性能を実現するなど、強度の向上が図られています。
■約6400万画素をメインとする3眼カメラを搭載
3つ目の進化ポイントはカメラ。初めてトリプルレンズカメラを搭載し、メイン(約6400万画素/F値1.8)+ワイド(約1600万画素/F値2.2)+マクロ(約200万画素)という構成に。マクロモードから起動して、被写体の細かい部分を確認しながら撮影できる「虫眼鏡フォト」機能も新たに搭載。植物や昆虫の観察などに重宝しそうです。
■アウトドアで役立つアプリやアクセサリーも充実
アウトドアシーンで役立つ多彩なアプリは引き続き搭載。アクティビティの記録を保管する機能も備えています。
別売のアクセサリーが充実していることもTORQUEの利点。スマホでは珍しく電池パックを取り外せるので、予備の電池パックや、電池パックだけを充電できる充電器も購入可能。リュックなどに取り付けられるハードホルダー、自転車やバイクに取り付けらるマルチホルダーなども用意されています。
プロセッサーはSnapdragon 7 Gen 1(最大2.4GHz)で、メモリ(RAM)は6GB。ストレージ(ROM)は128GBで、microSD(最大1TB)を装着して拡張することもできます。eSIMにも対応しているので、nanoSIM+eSIMの2回線利用も可能。さらに、おサイフケータイ、ワイヤレス充電にも対応しています。
ハイエンドに近い仕様で、ほぼ全部入り。アウトドア派でなくとも、硬派で丈夫なスマホを好むなら、一考の価値がありそうですよ。
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/558982/
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