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iPhone15 Proに完璧に貼れる保護フィルムレビュー。2,000円強は高い?

Simplism iPhone15 Pro用「貼るピタULTRA」ガラスフィルム レビュー
 
iPhone15 Pro(ホワイトチタニウム)に、位置ズレもホコリ混入もなく貼り付けられる「貼るピタULTRA」を採用した、Simplismの強化ガラスフィルムを貼ってみたのでレビューします。「ケースに干渉したら交換保証」をうたうガラスフィルムを、あえて他社製ケースと組み合わせて検証してみました。

 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 ProにSimplismのガラスフィルムを装着した。
2. 失敗せずに貼れる「貼るピタ」がさらに進化している。
3. ガラスフィルムには、ケースに干渉した場合の交換保証も付随する。

 

iPhone15 Pro用の「貼るピタULTRA」はケース干渉で交換保証

手元に届いたiPhone15 Proのスクリーンを保護するため、ガラスフィルムを購入しました。購入したのは、トリニティのブランドSimplismが展開するガラスフィルムシリーズのうち、日本電気硝子製の強化ガラス「Dinorex(ダイノレックス)」の高透明タイプです。
 
楽天市場のTrinity Premium Storeでの購入価格は2,280円(税・送料込)でした。
 
この製品を選んだ最大の理由は、昨年、失敗せずにきれいに貼れることに感動した装着キット「貼るピタMAX」が、「貼るピタULTRA」へとさらに進化したことへの興味でした。
 

 
また、同製品は、どんなケースにも干渉しないよう小さめサイズで作られており、もしケースとの干渉が発生したら交換してもらえる交換保証サービスが付随します。
 
また、表面硬度10Hで傷がつきにくく、フッ素加工で指滑りが良く汚れがつきにくいのも特徴です。
 

 
なお、Simplismからは「貼るピタULTRA」対応製品として、Dinorexのほか、AGC製強化ガラス、AGC製Dragontrail、ゴリラガラスを採用した製品も用意されています。
 
それぞれの強化ガラスに、今回レビューした高透明タイプのほか、反射防止、ブルーライトカット(35%/60%)、のぞき見防止の各タイプが発売されています。

iPhone15 Proに貼り付けてみた

パッケージには、ガラスフィルム本体、「貼るピタULTRA」、マイクロファイバークロス、マニュアル類が入っています。
 

 
「貼るピタULTRA」を使って、iPhone15 Proにガラスフィルムを貼り付けてみました。
 
昨年の「貼るピタMAX」は、2パートに分かれたシートを剥がすことで、ズレやホコリの混入なく貼れていましたが、今年の「貼るピタULTRA」は、貼り付けよりシンプルに貼り付けられるようになっています。
 
貼り付ける前に、付属のマイクロファイバークロスでスクリーンの汚れを拭き取ります。
 

 
「ULTRA」にiPhone15 Proを入れます。このとき、端末の向きと、スクリーンに指が触れないよう注意します。
 

 
画面の端の部分を押さえつけて、しっかり固定します。
 

 
端末の上側にあるフタの「耳」を内側に折り込んで固定します。
 

 
フタの側面を押さえつけながら、タブを引き抜き、ホコリ取りシートの剥離紙を取ります。
 

 
次に、フタを上から押さえつけて、ホコリ取りシートを密着させます。
 

 
タブをゆっくりと引き抜いて、ホコリ取りシートを取り出します。
 

 
窓のような、長方形のくぼみ部分を指で押し付けます。これによって、ガラスフィルムが端末の上部から貼り付いていきます。
 

 
「貼るピタULTRA」のフタを外し、ガラスフィルム表面についている保護フィルムを優しくはがします。
 

 
iPhoneを「貼るピタULTRA」から取り出し、マイクロファイバークロスを使って気泡を押し出したら作業完了です!
 

 

見事な仕上がり。小さめサイズでもケース装着なら保護性能は問題なさそう

ガラスフィルムの仕上がりは、ズレもホコリの混入もなく、完璧に貼れています。
 

 
スクリーンのエッジまで余裕を持たせた、小さめのサイズであることが分かります。
 

 
ガラスフィルムでカバーされる範囲は、ディスプレイの表示領域部分とほぼ同等です。
 

 
ガラスフィルムのエッジの部分が丸まったラウンドカット加工が施されており、指を当てても滑らかです。
 

 
スクリーン周囲が盛り上がった構造の、MOFT製シリコンケースと組み合わせてみました。ケースに干渉しておらず、ケース着脱時にもガラスフィルムに影響しません。
 

 
筆者は、ガラスフィルムが小さめであることに、スクリーンの端の部分が十分に保護されないのでは?と少し不安でしたが、iPhoneにはケースを装着して使うことを考えると、スクリーンの周辺部分はケースでカバーされるので、小さめサイズで十分なのだと理解できました。

2,000円以上を費やす価値のあるガラスフィルム

iPhone用のガラスフィルムは、安く済ませようと思えば、100円ショップでも買うことはでき、筆者も使ったことがあります。100円ショップの商品も、強化ガラスを採用し保護性能はありますが、付属するのはアルコールシートとマイクロファイバークロスくらいで、ホコリが入らないように貼り付けるのは難易度がかなり高いです。
 
筆者のような不器用な人にとっては、ホコリが全く侵入せず、位置のズレもなく完璧に貼れるという価値に、2,000円以上を費やす価値は十分にあると思います。
 
「貼るピタULTRA」での貼り付け作業の手順は、同梱されたマニュアルにも解説されています。筆者は作業前に、トリニティ公式YouTubeにある解説動画を観ていたので、作業の流れを把握でき、スムーズに作業できました。
 

 
 
参考:トリニティ
(hato)

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