Amazon上で販売されている、iPhoneを外部ディスプレイに接続するためのDigital AVアダプタの中には、純正のように見せかけたあやしいものも存在することがわかっています。実際にあったあやしいケーブルの体験談が語られています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. あやしいDigital AVアダプタを使用したときの体験談。
2. モニターに接続すると謎のQRコードが出現し、プライベートな情報の取得を要求されたという。
3. すべてを受け入れて初めてモニターが使用できたとのこと。
モニターに接続すると謎のQRコードが出現
通常なら、iPhoneをDigital AVアダプタを介して外部ディスプレイにつなぐだけですぐに使用開始となるはずですが、あやしいケーブルだとモニター上に謎のQRコードが出たそうです。
QRコードをスキャンすると、「EZ Cast」というWebサイトへと連れて行かれ、「このコンピュータを信頼する」というプロンプトが出たとのことです。
プライベートな情報の取得を要求
あやしいとはわかっていたものの、実験のためパスコードを入力し、“コンピュータ”を信頼すると、App Storeで「EZ Cast」というアプリをダウンロードするよう仕向られたそうです。
アプリを開くと、すぐさまEZ Castから「位置情報の取得を許可する」プロンプトが表示され、 Actions Microelectronicsという会社のプライバシーポリシーを受け入れるよう要求されたとのことです。
ポリシーには、アプリはユーザーの位置情報やセンサーデータだけでなく、写真、設定、Bluetooth、カメラにアクセスするとあり、驚きのプライバシー侵害度合いが伺えます。
やっとモニターを使用できるように
これらのプロセスをすべて経て、ようやく外部ディスプレイの使用が開始できたそうです。
こういったあやしいケーブルにはひかからないよう気をつけたいところです。
Source:404 Media
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-555574/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania