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驚きの事実〜Tensor G3はA14 Bionicにベンチマークスコアで及ばず

Google Pixel 8
 
Googleが、次期スマートフォンGoogle Pixel 8 Proに搭載するシステムオンチップ(SoC)「Tensor G3」のGeekbench 6ベンチマークスコアは、iPhone12 Proシリーズに初めて搭載されたA14 Bionicに及ばないと、Wccftechが報告しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Google Tensor G3のGeekbench 6スコアが判明した。
2. Tensor G3のGeekbench 6スコアは最新のA17 Proよりも低い。
3. A17 Proどころが、3年前に登場したA14 Bionicよりも低いことがわかった。

Google Pixel 8 ProはTensor G3を搭載

Googleは現地時間10月4日のイベントで、Google Pixel 8/8 Proの詳細を発表、近日発売する見込みです。
 
そのGoogle Pixel 8 Proが搭載するTensor G3のGeekbech 6ベンチマークスコアは、シングルコアスコアが1,760、マルチコアスコアが4,442であることが確認されています。
 
これらのスコアはたしかに前世代のTensor G2と比べると向上しているものの、最新のSoCであるSnapdragon 8 Gen 2やiPhone15 Proシリーズが搭載するA17 Proと比べると低い数字です。

Tensor G3のベンチマークスコア、A14 Bionicにも及ばず

WccftechがGeekbench 6データベースを確認したところ、Tensor G3のGeekbech 6ベンチマークスコアはA17 Proどころか、3年前にiPhone12 Proシリーズに初めて搭載されたA14 Bionicにも及ばないことが判明しました。
 
Geekbench 6ベンチマークスコアを比べると、A14 BionicのほうがTensor G3よりもシングルコアで21.5%、マルチコアで14.7%高くなっています。
 

 
もちろんベンチマークがすべてではなく、スコアにはばらつきがあり、実際に使用する場合とは状況が異なるとはいえ、登場から3年が経過したA14 BionicよりもTensor G3のスコアが低いのは事実です。

 
 
Source:Geekbench 6 via Wccftech
(lunatic)

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