動画投稿初心者にとって思わぬ落とし穴となるのが音声収録。最近はラジオのように、流しっぱなしで“ながら再生”するユーザーも多いだけに、音声の聞き取りづらさはそれだけで致命的です。
クリアな音声録音には外付マイクは必須ですが、屋外ロケなど動きの多いシーン撮影なら断然ワイヤレスで使えるマイクがおすすめ。ソニーのワイヤレスマイク「ECM-W3S」(4万7300円)、「ECM-W3」(6万3800円)は、撮影に便利なマイクとレシーバー、充電ケースがセットになったオールインワンパッケージ。SONYブランドのカメラはもちろん、スマホやPCなど幅広いデバイスで活用できますよ。
ソニーより11月17日発売の「ECM-W3S」「ECM-W3」は、動画撮影時などの音声収録に便利な外付けマイクロフォンシステム。ざっくりいえば、トランスミッター内蔵の集音マイクとレシーバー、それに充電器を兼ねた収納ケースで構成されています。
1マイク+1レシーバー構成の「ECM-W3S」はひとり喋りに適したモデルで、2マイク+1レシーバー構成の「ECM-W3」は2人の話者が同時に使えるタイプ。いずれのモデルも、マイクとレシーバーはBluetoothを介してワイヤレスで接続。レシーバーをカメラやスマホ、PCなどに接続することで、ノイズや風切り音のないクリアな音声録音を可能にします。
集音マイクは本体サイズ25×52.5×20.5mmで、重さわずか17g。本体には高S/Nの全指向性マイクユニットを内蔵。また、マイク側にノイズカットフィルターやローカットフィルターも備えており、不要な騒音を抑えたクリアな音で話者の声を記録できます。レシーバーとの通信距離は見通しのよい空間なら最大150mまで対応できるから、撮影者との距離が離れるような撮影シーンでも大丈夫。
レシーバーは本体サイズ32×29×50mmで、重さ25gとこちらも軽量コンパクト。デバイスとはUSBまたはφ3.5mmミニジャックを使って接続しますが、特にソニー製カメラを使っているなら、フラッシュなどを取り付けるMIシューに装着できるのが大きなメリット。
レシーバーから出力されるデジタルオーディオ信号をカメラ側でダイレクトに受け取るからノイズ混入の不安も軽減されるし、カメラ側のバッテリーを使って稼働可能なので、バッテリー切れの心配も無用。何より見るからにすっきり、スマートです。
カメラ以外の機器にレシーバーを取り付けるなら、同梱されるMIフットの端子保護ホルダー/スタンドが便利。単純にマイクスタンドとして使ってもいいし、ネジ穴を使ってスマホ用のクランプに装着することも可能です。
動画撮影のほか、講演などの録音記録にも使えるし、ICレコーダーにつなげば、対談やインタビューの記録にも使えます。マイクのみをアナログでつないで、集音マイクとして使ってもOK。充電ケースに収めれば持ち運びもラクラク。防塵防滴にも配慮されているので、屋外ロケでも安心です。
なお、動きの少ない動画撮影や楽器演奏、朗読などの録音を中心とするユーザーなら、同時発売のワイヤレス/ストリーミングマイクロホン「ECM-S1」(5万8300円)がおすすめ。
こちらも「ECM-W3」などと同じく、ワイヤレスで使える集音マイクとレシーバーで構成されるシステムなのですが、特に人の声をより自然かつリアルに捉えることを目指したモデル。据え置きタイプのマイクには、直径14mmの大口径カプセルを3つ搭載。高感度かつワイドな周波数特性によって、小さな音まで逃すことなくクリアに収録できるから、臨場感あるライブストリーミング配信やポッドキャスティングの収録などにぴったりです。
>> ソニー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/559599/
- Source:&GP
- Author:&GP