幅寄せやあおり運転など、危険な運転を行う迷惑車両に悩まされるのは、車だけとは限りません。安全、快適に走りたいのは二輪車も同じこと。どんなに安全走行を心がけていても、思いがけない事故に巻き込まれる可能性はゼロにはできません。
命にかかわる大事故になる危険性が高いオートバイこそ、走行記録を映像で残しておくって重要かも。ということで、オートバイへの装着に特化して開発されたドライブレコーダー「MF-BDVR002」(3万800円〜 10月7日現在)をご紹介します。
「MF-BDVR002」は、デジタルミラーやバックモニターなどの車載品の製造販売を行うMAXWINが、台湾に拠点をおくドライブレコーダーメーカーMUFUと共同開発したバイク用ドライブレコーダー。
本体外寸は幅101×高さ53×厚さ30mmで、重さは約120g。同梱の専用ブラケットをクリップまたは強力両面テープでヘルメットに取り付け、ここにカメラ本体を挟み込むようにセットして使います。本体の前後には、それぞれ2K高解像度録画に対応するSONY STARVIS IMX335センサーを搭載。6層レンズがどんな時間帯でも明るく鮮やかな映像を記録します。
特にユニークなのが、独自開発の着脱感知センサー(POGO PIN)の搭載です。これは台湾で特許を取得した新技術で、ブラケットに本体をセットすると同時に自動的に電源が入って録画記録をスタート。バイクを停めて本体を外すと同時に電源がオフになるという便利な機能。
ユーザーの動きを検知するGセンサーとも連動。ヘルメットを置いた状態で3分間が経過すると自動で電源オフして、ヘルメットを持ち上げると再び電源が入り記録をスタート。ボタンの押し忘れで全然録画できていなかった、なんて失敗も、逆に電源の切り忘れでシュールな映像を延々と記録して気づいた時にはバッテリー切れ、といった痛恨のミスも防げます。
万一の事故に備えた緊急録画モードも搭載。転倒などによるヘルメットの傾きを5秒ほど検知すると自動的に緊急録画モードに切り替わり、録画した映像データを専用フォルダに保存。誤消去や上書き消去を防ぎます。
記録した映像は本体に挿入したmicroSDカードに保存されますが、専用アプリを入れたスマホと連携させれば、microSDを抜くことなく、Wi-Fiを介して記録映像を確認できるのも便利。記録した映像はスマホにダウンロードできるから、重要な記録の保管に役立ちます。
ちょっと惜しいのが稼働時間。内蔵バッテリーサイズの関係もあってか、最大連続稼働時間は約3時間とちょっと控えめ。これにはやや物足りなさを感じる人もいるかもしれません。ロングツーリングを楽しむ人なら、長時間記録を可能にする別売りオプション「バッテリーボックス」(3860円)も一緒に購入しておくといいかも。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/559836/
- Source:&GP
- Author:&GP