AppleがiOS17.0.3で行った変更点について、Bloombergのマーク・ガーマン記者が有料ニュースレター「Power On」で説明しています。
ガーマン記者はまた、iPhone14 ProシリーズのユーザーがiPhone15 Proシリーズに機種変更する必要性について、読者からの質問に回答しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleがiOS17.0.3で行った変更点について、Bloombergのマーク・ガーマン記者が説明した。
2. iPhone14 ProシリーズのユーザーがiPhone15 Proシリーズに機種変更する必要性についても説明している。
3. ケースをつけて使う場合、iPhone15 Proシリーズに機種変更する意義が失われると指摘。
iOS17でのサードパーティー製アプリ実行時のバグを、Appleは事前に把握
ガーマン記者は、Appleの開発者はiPhone15シリーズ発売前にiOS17でサードパーティー製アプリを実行する際のバグがあることに気づいていたが、それを重要視せずにリリースしたと述べています。
結果、iPhone15 Proシリーズでサードパーティー製アプリを実行した際に想定外の発熱が生じ、その対応に追われたのはご承知の通りです。
iOS17.0.3では、iPhone15 Proシリーズでの発熱の問題に対処するとともに、FaceTimeを含むいくつかのアプリを実行する際の負荷軽減が行われていると、ガーマン記者は述べています。
iPhone14 Proシリーズのユーザーは機種変更すべき?
Power Onの読者からの「iPhone14 Proシリーズのユーザーですが、iPhone15 Proシリーズに機種変更した方が良いでしょうか?」との質問に対しガーマン記者は、ケースに入れて使っているなら特にその必要はないとのアドバイスを送っています。
ガーマン記者は、iPhone15 Proシリーズ最大の注目点はチタニウム合金製フレームだとし、その質感や軽さを実感したいなら機種変更を検討しても良いが、ケースを装着した場合はそれを感じることはできないと考えています。
それ以外のiPhone15 Proシリーズの新機能についてガーマン記者は、A17 ProとA16 Binonicの処理能力の違いはわずかで、カメラも画期的というほどでもなく、機種変更はもう1年待っても良いのではと述べています。
Source:Power On
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-556047/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania