iPhone15 Proにモバイルバッテリーを接続して充電しようとしたら、iPhone15 Proによってモバイルバッテリーが充電されたとの事例が、Redditで報告されました。
モバイルバッテリーのバッテリー残量が十分ではなく、iPhone15 Proのバッテリー残量がそれなりに残っている場合、iPhone15 Proにてモバイルバッテリーが充電されてしまうことがあるようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proにモバイルバッテリーを接続したら、iPhone15 Proによってモバイルバッテリーが充電された。
2. USB-Cの仕様が原因で、これを回避するにはモバイルバッテリーのUSB-A端子とiPhone15 ProのUSB-Cを接続する必要がある。
3. 問題を解決するために、iOS17のアップデートで対処する必要がある。
USB-C端子同士を接続すると、バッテリー残量が少ないほうが充電
RedditユーザーのUtah_Golf氏が、AnkerのモバイルバッテリーであるPower BankをiPhone15 Proに接続して充電しようとしたところ、iPhone15 ProのバッテリーによってPower Bankが充電されたと投稿しました。
これはiPhone15シリーズおよびiPhone15 ProシリーズのUSB-C端子の仕様に関わるもので、接続したiPad Proを充電したとの事例も報告されていると、Wccftechは述べています。
現時点ではUSB-C端子の仕様が原因と考えられることから、Ankerはユーザーに対して「Power BankのUSB-A端子に充電用ケーブルを接続して充電する」ようにアドバイスした模様です。
現状ではこれしか解決策がないのかもしれませんが、モバイルバッテリーのUSB-A端子とiPhone15 ProのUSB-C端子を接続した場合、高速充電は利用できないと考えられます。
この問題は、Ankerのモバイルバッテリーだけではなく他社のモバイルバッテリーでUSB-C端子を利用した場合にも発生すると考えられます。
iOS17をアップデートして解決する必要があると指摘
これを解決するには、iOS17をアップデートし、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズから大きなバッテリー容量を持つデバイス(モバイルバッテリーやiPad)を充電しないようにする必要があると、Wccftechは指摘しています。
Source:Utah_Golf/Reddit via Wccftech
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-556073/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania