高解像度の動画編集や精密なCG制作、VR制作などをスムーズに進めるためにはPCの性能にはこだわりたいところ。高性能CPUはもちろん必須ですが、負荷の高い作業が長時間にわたることを考えると、PC内の熱を逃すクーラー選びも重要です。
コストや取り付けやすさから空冷クーラーをチョイスする人も多いけれど、性能を最優先に考えるなら水冷クーラーという選択肢はいかがでしょう。高いカスタマイズ性を備えたSilverStone Technology「IceMyst」(オープンプライス)ならPC性能の安定性に加えて、オリジナリティあふれる自分だけのPCを作る楽しさも味わえますよ。
PCの筐体内の熱を逃して安定動作を可能にするCPUクーラーは、ファンを回してCPUに空気を当てて熱気を逃す空冷クーラー、ラジエーターを使って冷却水を循環させることでCPUを冷やす水冷(液冷)クーラーの2種類に分類されます。
サイズや取り付けの容易さ、価格などどちらも一長一短ありますが、こと冷却性能に関していえば水冷クーラーに軍配が上がるというのが一般的な考え方。
テックウィンドより10月13日発売のSilverStone Technology「IceMyst」シリーズもそうした水冷クーラーで、すでに組み上げられたユニットをPCに取り付けるという意味で“オールインワン(AIO)型”クーラーと呼ばれるタイプ。
使っているPCのケースサイズに合わせて選べるよう、ラジエーターのサイズ別に240mm、280mm、360mm、420mmの4種類をラインアップ。
冷却液を冷やすラジエーターとファン、CPUに取り付けるヘッド部とそれをつなぐチューブによる構成はごく一般的なものですが、ユニークなのはオプションとして用意されている「IMF70 ARGB」(オープンプライス)の存在です。
これは今回発売の「IceMyst」シリーズの水冷クーラーのうち、CPUを冷やすヘッド部分に追加するためのアップグレードキット。CPU上部に取り付けるクーラーポンプブロックのさらに上に重ねて直付けすることで、熱を帯びやすいCPUソケット周囲のコンポーネントを効率よく冷やすことができるというモノです。
導入の容易さを考えたモジュラー設計で、ケーブル不要で簡単に追加できるのが最大のメリット。また必要に応じて複数枚を重ね付けすることもでき、さらに320°のスライド回転機構も備えるので、複数枚のファンを異なる位置に固定することで、放熱が必要な箇所を狙って効率的に熱を発散させることができます。
ファン部分にはARGBライティング効果も搭載、複数枚のファンが7色に光りながら回るのは何より見た目に楽しい! 本来ケースに隠れた部分ではありますが、思わず見せびらかしたくなる美しさ。作って動かす楽しさと所有する喜びの両方を満たしてくれるPCパーツです。
>> テックウィンド
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/560516/
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