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Apple TV+、米国で市場シェア伸び悩む〜Paramount+に逆転許す

Apple TV+
 
Appleの動画配信サービスApple TV+は2019年3月に発表、同年11月にスタートしましたが、NetflixやAmazon Prime Videoに大きく遅れを取っています。
 
JustWatchが、2023年第3四半期(7月〜9月)時点での米国におけるストリーミングサービスの市場シェアを発表、Apple TV+のシェアは7%であることがわかりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 米国における2023年第3四半期の動画配信サービス市場シェア調査結果をJustWatchが発表。
2. Apple TV+のシェアは7%で前年同期比1%増だった。
3. 2019年11月にスタートしたApple TV+だが、シェアは伸び悩んでいる。

オリジナル作品中心、質重視のApple TV+

Appleは2019年3月に開催したスペシャルイベントで、スティーブン・スピルバーグ監督や女優のリース・ウィザースプーンなどのハリウッドの大物を招き、鳴り物入りでApple TV+を発表しました。
 
そして2019年11月のサービス開始から一貫して、オリジナル作品を主体とした、質重視のコンテンツを提供しています。

米国での市場シェアは7%にとどまる

しかし市場シェアはなかなか伸びず、現在も7%と、前年同期比で1%増にとどまっていることが、JustWatchの調べで明らかになりました。
 

  1. Amazon Prime Video: 22% (+1%)
  2. Netflix: 21% (+1%)
  3. Max: 15% (変動なし)
  4. Disney+: 12% (-1%)
  5. Hulu: 11% (変動なし)
  6. Paramount +: 8% (+1%)
  7. Apple TV+: 7% (+1%)
  8. その他: 4% (-3%)

 

 
またApple TV+は、市場シェアを6%から7%まで増やすのに1年以上を費やしていますが(6%に到達したのは2022年第2四半期(4月〜6月))、競合するParamount+は、2022年第2四半期のシェアは4%だったのが、現在ではApple TV+のシェアを上回る8%となっています。
 
また上位7プラットフォーム中、Disney+のみが1%減と、前年同期比でマイナスとなっています。また同サービスのシェアのみ、縮小傾向にあります。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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