普段は倉庫やプライベート空間として使える、内装充実の「地下核シェルターキット」とは

＆GP

1年前

ガレージハウスやアメリカ住宅の設計や施工を行うアメリカンリゾートホームより、国際レベルのバンカー製造能力をもったヨーロッパのスチールメーカーの地下核シェルター「PHOENIX」（970万円）が登場。

なるべくなら活躍する機会がないことを願いたいですが、いざという時に自分自身や大切な人を守るってくれ、通常時は倉庫として使える地下核シェルターです。

地下核シェルターキット「PHOENIX」は、室内キャビン面積約13.1㎡（約8帖）の4人用シェルター。トイレ、浴室、キッチンが完備されているので、家にいるような居心地で過ごせます。

新築建物の地下部分や庭先スペースに埋設することで、通常時は地下居室や多目的ルーム、倉庫として活用することが可能。仮に生存が危ぶまれるような脅威的な状況に直面した場合は、科学的・生物学的または放射能降下物の検出や、フィルターシステムに対応した地下核シェルターになります。

新鮮な空気循環システムで常に新鮮な空気を供給することで、自然災害を遥かに超える危険や盗難や同様のリスクを、核・生物・科学フィルターシステムで完全にシャットアウト。予見できない脅威に対し最少の設備で生き延びることができ、安全を確認できるようにデザインされています。

エネルギーの供給や食べ物の入手が困難な状況下においても、安全な場所と食べ物などの保管場所は必要不可欠。脅威的な状況から比較的安定した状態へと改善されるまで、大切な財産や大事な人を守ってくれます。

地下核シェルターはすぐに設置できる状態になっており、入口部と階段トンネル部、放射能等浄化システムは組み立ての間に設置。化学的・生物学的・放射線学的および核攻撃に対して対応できる濾過・浄化システムCBRNフィルターによって、室内にキレイな空気を供給することができるようになっています。

設置する場所が必要となるので、誰でも気軽にというわけにはいきませんが、あればいざということに役立つ地下核シェルターキット「PHOENIX」。使うような日が来ないことを願いつつ、ちょっとした隠れ家として有効活用するのも面白いかもしれませんね。

＜文／&GP＞