Appleが、「常にオン」モードが有効になっているApple Watchの一部モデルで画面がチラついたり、「パルス」したりする不具合を調査していることが、現地時間10月17日にApple正規サービスプロバイダに共有された内部サービスメモで明らかとなりました。
メモには、どのApple Watchのモデルが影響を受けているかは示されていませんが、この不具合は、先月発売されたApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で最も多く発生している模様です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple、一部のApple Watchで画面がチラつく不具合を調査。
2.この不具合はApple Watch Series 9/Ultra 2で最も多く発生している可能性。
3.watchOSのアップデートで修正版が提供される可能性がある。
Apple、watchOSのアップデートで修正版を提供する可能性
MacRumors Forums、Reddit、Apple Support CommunityのWebサイトには、この不具合に関するユーザーからの苦情が寄せられており、最新のwatchOS10.0.2を含む全てのwatchOS10のバージョンで問題が発生しているようです。
Appleは、サービスプロバイダは影響を受けたデバイスを修理せず、代わりにApple Watchのソフトウェアを最新の状態に保つようユーザーに助言すべきであるとし、最終的にwatchOSのアップデートで修正版を提供することを示唆しています。ただし、来週公開される見込みのwatchOS10.1の正式版で、この不具合に対処しているかどうかは不明です。
一時的な解決策としてAppleは、設定アプリの「ディスプレイと明るさ」 > 「常にオン」より、「常時オン」モードを無効にできるとしています。
同メモによるとAppleはまた、Apple Watchの文字盤画面上のアクティビティリングのようなコンプリケーションが、「一時的にピンクになる」可能性がある不具合も調査しているということです。これも、ここ数週間、オンライン上で一部のユーザーから報告されている問題です。
Source:Apple Support Community via MacRumors
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-556988/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania