中国を訪れていたAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、AppleサプライヤーLuxshareの工場も訪問したことがわかっています。サプライチェーンの脱中国化が報じられてきたAppleですが、やはり中国は今でも同社にとって重要な位置を占めていることが伺えます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleのティム・クックCEOが中国のサプライヤーLuxshareを訪問。
2. Apple Watchの生産ラインの確認などを行った。
3. 中国はAppleサプライチェーンにおいていまだに重要な位置を占めているようだ。
中国企業が第1世代製品を生産するのは初めて
中国企業Luxshareはすでに多くのApple製品の組み立てを担っていますが、来年始めに米国で発売予定のAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの生産も同社が行うことが明らかになっています。
Appleが中国本土を拠点とする企業に第1世代製品の生産を委託するのは今回が初めてとのことで、サプライチェーン多様化のため他のアジア諸国への生産移管を行う中で、やはりAppleにとって中国の占める役割はいまだに大きいことが伺えます。
Appleが未発表製品の生産ラインをプレスに公開することはまずないと思われるため、クックCEOがVision Proの生産ラインを実際に見たかどうかは不明なままですが、Apple Watchの生産ラインや、同氏が従業員と談笑する様子がカメラに捉えられています。
Source:timcook/Weibo via South China Morning Post
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-557252/
- Source:iPhone Mania
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