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動画撮るなら要チェック!最新&厳選「動画カメラ」12選【趣味と遊びの最新ヒット&流行モノ】

【趣味と遊びの最新ヒット&流行モノ】

動画配信をはじめ、趣味で動画を撮影する人が急増中。各社から撮影スタイルに応じたさまざまなジャンルの動画カメラがリリースされている。今回は入門機から中級者向けまで、選りすぐりの一台を識者がセレクト。

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動画撮影に最適化されたカメラ市場が昨今活況を呈している。かつて民生用の動画カメラというと、いわゆるカムコーダー一択に近いものがあったが、GoProをはじめとするアクションカメラ、Vlogerを主ターゲットにするVlogカメラ、さまざまなレンズが装着でき高品位な動画撮影が楽しめるミラーレス、そして空飛ぶカメラであるドローンなど用途や楽しみ方に応じてチョイスできるようになってきている。

中でも進化が著しいのはVlogカメラとミラーレスだろう。前者は広角あるいは超広角レンズを備え、多くは小型軽量。カメラによっては片手で操作可能なグリップが用意されているなど、自分撮りがより手軽に楽しめる。

後者については、動画撮影では使用することのほとんどないEVF(電子ビューファインダー)が省略されることが多く、やはり自分撮りに便利なバリアングル液晶モニターを備えるなど、動画撮影を強く意識したモデルとしている。いずれも高画質が期待できる大型のイメージセンサーと、高音質のマイクを搭載し、スマホに対するアドバンテージとしているのも特徴だ。

動画で自己表現を楽しみたいと考えるデジタルユーザーは今後もこのジャンルのカメラの動向から目が離せそうにない。

写真家 大浦タケシさん
もっか我が仕事部屋はHDDがものすごい勢いで増殖中。高解像度の画像や動画での記録が増えたのが理由だが、パソコンの置き場所がなくなってしまうのも時間の問題のような気がしてならない 。

 

1. アクションカメラ番長がさらにブラッシュアップ!

GoPro
「HERO12 Black」(6万2800円)

HDRの動画記録が可能となったほか、定評あるブレ補正機能HyperSmoothはVer.6.0に進化。バッテリーの持ちも向上しており、圧倒的性能を誇るアクションカメラに仕上がっている。三脚ネジ穴も新たに備わる。

アクションカメラの雄と言えばGoPro。「HERO12 Black」は、その最新モデル。初心者からベテランまで幅広い動画撮影に対応してくれます

▲別売オプションとするMAXレンズモジュラー2.0を装着すれば、視野角177°の超広角撮影も楽しめる

▲GoPro Quikアプリで多彩な編集に対応。アプリが自動作成するハイライトビデオから完全オリジナルのビデオ作成まで対応

2. 本格的な動画撮影も楽しめるVlogカメラ

ソニー
「VLOGCAM ZV-1 II」(実勢価格:11万9900円)

1インチセンサーと、35mm換算で広角18mmからスタートするズームレンズ一体型のコンパクトVlogカメラ。2.35:1のシネマスコープサイズでの撮影が楽しめる。

コンデジをベースとしたVlogカメラですが、動画機能は本格的。素早いピント移動の可能な商品レビュー設定や、S-Log3モードなどの撮影を可能とするなど不足なしです

▲液晶モニターには、動画撮影中であることが一目で分かる赤い太枠を表示。録画の失敗を予防する

▲カメラからスマホなどへの画像転送は、画像アプリ「Creators App」により安定性が飛躍的に向上。接続もより簡単に

3. 多彩な機能が自慢。DJI発アクションカメラ

DJI
「OsmoAction4」(5万8300円〜)

1/1.3インチの大型イメージセンサーを搭載し、4K/120fpsでの撮影が楽しめるアクションカメラ。レンズ視野角は155°と広く、強力なブレ補正機能HorizonSteadyを搭載。

GoProのよき対抗馬。ドローンで培った技術を惜しげもなく投入し、圧倒的写りが得られます。カメラの位置撮影にも対応しているのも魅力

▲リモート操作の可能なBluetoothリモコンを用意(別売)。GPSを内蔵し、走行データなどの記録も可能としている

4. いつでもどこへでも。ウェアラブル超望遠カメラ

キヤノン
「PowerShot ZOOM」(実勢価格:3万7950円前後)

フルサイズ判換算100〜400mmの望遠ズームレンズを内蔵する望遠鏡型のカメラ。デジタルズームの使用では最大800mm相当の撮影が可能。フルHDでの撮影に対応。

望遠撮影に特化したカメラで、スマホやVlogカメラでは撮れない超望遠の世界が手軽に楽しめます。野鳥やスポーツ撮影などに最適

▲望遠鏡のように構えて撮影を行う。液晶モニターは搭載していないが、Wi-Fiを内蔵し、撮影した動画はスマホなどで閲覧可能

5. 高描写のXマウントレンズで動画撮影を楽しむ

富士フイルム
「X-H2S」(34万6500円 ※ボディのみ)

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するミラーレス。6.2K30Pの撮影と、Apple ProResコーディックに対応する本格派。長時間撮影に有効な冷却ファンも用意(別売)。

動画撮影を極めたい人に適したミラーレス。圧倒的な動画機能のスペックを誇るほか、強力な防塵防滴構造のボディで撮影環境を選ばないのも魅力

▲多彩なレンズをラインナップするXマウントを採用。ATOMOS製レコーダーにHDMI経由で繋げれば12bitのRAWデータ出力も可能

6. 元祖Vlogミラーレスはこのカメラ!

パナソニック
「LUMIX G100」(標準ズームレンズキット:7万9200円)

小型軽量なボディに5軸ハイブリッド手ブレ補正機能や臨場感ある音声の記録が可能であるなどVlog撮影用マイクロフォーサーズ機。顔・瞳認識AFで自撮りも楽々。

Vlog撮影に最適化されたマイクロフォーサーズ機。Vlogerのわがままな要望に対応する撮影機能を多数搭載。手持ち撮影の操作性が向上する専用グリップはマストです

▲フリーアングルとする液晶モニターは3インチ184万ドット。晴天の屋外でも視認性の低下のない高輝度モニターとしている

▲片手で持つには適した質量およびサイズ感のボディを採用。動画ボタンも大きく、視認性もよい。スチールカメラとしても十分な性能だ

7. 充実の機能をユニークスタイルボディに凝縮!

キヤノン
「PowerShot V10」(5万9950円)

キヤノン初となるVlogカメラ。使いやすさを考慮した独特のボディに自撮りに適した19mm相当のレンズと1インチのイメージセンサーを搭載し、高品質の動画撮影が楽しめる。

ハンドリングと使いやすさを考慮したVlogカメラ。画質および音質とも不足を感じることはなく、通常の動画記録用としても最適です

▲操作するうちに使いこなせるようになるUI(ユーザーインターフェース)を採用。液晶モニターは2.0型約46万ドット

▲搭載する全方位集音のマイクは大型のもので、高品質の録音が可能。もちろんステレオでの録音に対応する

8. 超軽量、超コンパクトで使い方は自由自在!

Insta360
「Insta360 GO 3」(5万7500円)

重さ35gのカメラユニットと、大型のバッテリーと液晶モニターを内蔵するアクションポッドがセットになったアクションカメラ。マグネットによりアタッチメントへの装着もワンタッチ。

超小型のアクションカメラでありながら、十分すぎる性能。ストレージのサイズが32GB/64GB/128GBから選べるのもうれしい

▲35mm換算で11.24mmのレンズを搭載。最大2.7Kの動画撮影を可能とする。カメラユニットは25.6×54.4x23.2mmとコンパクト

9. 歴史あるニッコールレンズでVlog撮影を楽しむ

ニコン
「Z30」(実勢価格:9万7900円 ※ボディのみ)

ミラーレスをベースとしたVlogカメラ。イメージセンサーはAPS-Cサイズと大きく、高画質でボケを活かした動画も手軽に撮影できる。SmallRig製のグリップおよびウィンドマフを用意(別売)。

Zマウントを採用するニコンのVlogミラーレスモデル。これからVlog撮影を楽しみたい熱烈なニコンファンは見逃せないモデルです

▲EVFを省略し、動画撮影では有利といわれるバリアングルタイプの液晶モニターを採用。3.0型104万ドットとする

▲トップカバーは他のミラーレスと大きくは変わらない。ただし、マイクのホール形状は独特で、縦長としている

10. Vlogモードを搭載するAPS-Cミラーレスモデル

富士フイルム
「X-S20」(実勢価格:20万4600円前後 ※ボディのみ)

撮影モードにワンタッチでカメラの設定が変えられるVlogモードを搭載。様々な効果が楽しめる。6.2K30P/4K60Pでの撮影を可能とするほか、冷却ファン(別売)も用意。

富士フイルムのミラーレスは絵づくりのよさも特徴。Vlogモードを積極的に活用して、魅力ある動画をつくってみると面白そう

▲センサーサイズはAPS-Cで、小型軽量なボディを実現。高描写の交換レンズが充実しているのも魅力となっている

11. 動画撮影に軸足を置くマイクロフォーサーズ機

パナソニック
「LUMIX GH6」(レンズキット:31万860円)

動画撮影に軸足を置くマイクロフォーサーズモデル。最高5.7K60PやCinema 4K60P、アナモフィック記録に対応する(いずれも10bit)。音声収録も4チャンネル対応としている。

マイクロフォーサーズ機で動画を楽しむなら本モデル。さまざまな動画撮影に対応でき、初心者から映像関係のプロまで満足できる仕上がりです

▲バリアングルタイプのモニターを採用。3インチ184万ドットとしている。有効2521万画素の静止画撮影ももちろん楽しめる

▲映像データの高速処理を行うヴィーナスエンジンを搭載。演算処理能力も高く、「ProRes 422 HQ」の内部記録も可能

12. 3つのカメラを搭載する高性能ドローン

DJI
「MAVIC 3 PRO」(26万1800円〜)

DJIの民生用ドローンの中ではミドルレンジに位置付けされるモデル。1TBのストレージを内蔵するほか、広角から望遠までの3つのカメラはいずれも4K60Pの撮影が可能。Apple ProResにも対応するなど本格的な空撮影ドローンに仕上がる。

民生用ドローンと言えばDJI一択だが、その最新かつ意欲的モデル。注目は4/3型CMOSを採用するハッセルブラッドカメラ。高品質な映像撮影が楽しめます

▲24mm相当のレンズで4/3型CMOSセンサー、70mmで1/1.3インチセンサー、166mで1/2インチセンサーの3つのカメラを搭載

▲別売りのコントローラーDJI RC Proとの使用では、映像伝送距離は最大15kmを実現。5.5インチの液晶モニターは明るい場所での視認性も高い

※2023年10月6日発売「GoodsPress」11月号28-31ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味と遊びの最新ヒット&流行モノ】

<取材・文/大浦タケシ>

 

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