Qualcommは、次期ハイエンド・システム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragon 8 Gen 3のGPU、Adreno 750の動作周波数を落とし、電力効率を向上させることを計画していると、Wccftechが伝えました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Snapdragon 8 Gen 3のGPU、Adreno 750の動作周波数は903MHzではなく770MHzになる。
2. 動作周波数が下がることで、Adreno 750の電力効率が向上する。
3. Snapdragon 8 Gen 3は、現地時間10月24日に発表される予定。
動作周波数を903MHzから770MHzに変更?
Weiboに投稿された情報によれば、Adreno 750の動作周波数は770MHzになるとのことです。
Adreno 750の動作周波数はこれまで、903MHzになると噂されていました。
動作周波数の低下に伴い消費電力も下がり、バッテリー駆動時間延長に貢献すると期待されます。
Adreno 740に対するアドバンテージを消費電力削減に活用
こうした対応が実現可能になる背景として、Adreno 740と比べて80%優れたAdreno 750の性能がある模様です。
そのため、動作周波数を下げてもAdreno 740に対してAdreno 750が優位性を維持できる見通しです。
動作周波数低下は、発熱の抑制にも貢献すると考えられます。
Snapdragon 8 Gen 3は、現地時間10月24日に発表されるのが確実視されています。
Source:Weibo via Wccftech
Photo:MySmartPrice
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