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ボーカルの“高音域の伸び”がイイ!音量を上げても歪みが少ない台湾発イヤホン「FEI WAN」が気になる

東京都渋谷区に本社を構える2022年設立のスタートアップ、株式会社デッラルテは2023年10月28日(土)に開催される「2023秋のヘッドホン祭」にて、香港のオーディオメーカーAROMA Audioの新ライン「FEI WAN」を発表する。

同イベントはヘッドホン・オーディオ専門店のフジヤエービックが主催するもので、さまざまなオーディオ関連の新製品が出展される予定だ。

開催場所は東京駅八重洲北口直結のステーションコンファレンス東京。入場料は無料だが、事前登録が必要となる。

音の密度・ダイナミクスを向上したFEI WAN

今回、株式会社デッラルテが「2023秋のヘッドホン祭」にて出展するFEI WANは、10つのバランスドアーマチュア型ドライバーと2つの9.2mmダイナミックドライバーで構成されたイヤホンだ。

一般的に見られる10のバランスドアーマチュア型ドライバーに加えて、今回のダブルダイナミックドライバーは新しい特許技術「同軸強磁相位対ダブルダイナミックドライバー技術特許」を採用。これにより音の密度やダイナミクスを向上させている。

同軸強磁相位対ダブルダイナミックドライバー技術特許の主な技術的なポイントは、1つのダイナミックドライバーの中の磁石を反向きに処理(磁極が逆)し、コイルの正負極も反接続処理を行うこと。

このように処理されたユニットは、同軸対向面に配置されると、2つのダイナミックドライバー間で磁場干渉が発生しなくなり、2つのダイナミックドライバーが組み合わさって形成される全体のQ値を向上させることができる。

音の分離度が高く、高音域の伸びが良好

明確でバランスの取れた音質も、FEI WANの魅力だろう。

多数のバランスドアーマチュア型ドライバーとダイナミックドライバーが互いのパフォーマンスに影響を与えることなく、音の分離度の高さ、ボーカルの伸びのよさを実現。さらに、優れた音像定位によりポップ音楽から大編成の音楽まで、どんなジャンルも自在にこなす。

音量を上げても歪みが少なく、高音域の伸びが良好で音の分離感・定位感に優れているFEI WANはAROMA Audioの新たな一歩として注目を集めるだろう。同製品の「2023秋のヘッドホン祭」での反響に注目したい。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000096525.html

AROMA Audio Japan:https://aroma-audio.jp

「FEI WAN」製品ページ:https://www.aromaaudio.com.hk/aroma-fei-wan.html

(文・Haruka Isobe)

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