X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏は今年8月、Xに音声およびビデオ通話機能を導入すると発表していましたが、最新のアップデートにより、同機能が利用できるようになりました。この新機能により、ユーザーはXアプリを使用して音声およびビデオ通話を行うことが可能になります。
■3行で分かる、この記事のポイント
1.X、最新のアップデートで音声およびビデオ通話機能を追加。
2.音声およびビデオ通話機能はデフォルトでは有効になっている。
3.Xは今年、新規利用者に年間1ドルを課金する取り組みを2カ国で開始。
音声およびビデオ通話機能が登場
この新機能は、ダイレクトメッセージ(DM)機能の一部となっており、WhatsAppやInstagramなどの通話に対応する他のアプリと同様の方法で機能するということです。iOSのAPI「CallKit」との統合により、通常の通話と同様にロック画面に着信が表示されます。
CallKitは、通話するために必要なUI(ユーザーインターフェース)をアプリから利用可能にする機能で、iOS10から追加されました。
Xの新機能は、最新のバージョンにアップデートすることで利用可能になるとのことですが、筆者の場合は、アップデート後にXにログインすると「音声通話とビデオ通話が登場しました」というメッセージが表示され、「設定」への移動を促されました。
音声およびビデオ通話機能はデフォルトでは有効になっているため、無効にするには、ダイレクトメッセージの画面から「メッセージの設定」に進み、「音声通話とビデオ通話を有効にする」のトグルをオフにする必要があります。
この機能を有効にした場合は、通話を許可するユーザーを「アドレス帳に登録されているユーザー」「フォローしているユーザー」「認証済みアカウント」の3つから選択可能です。
X、新規利用者に年間1ドルを課金する取り組みを開始
Xは今月、新規利用者に年間1ドル(約150円)を課金する取り組みを、ニュージーランドとフィリピンで試験的に実施していることを発表しました。新規利用者は有料会員にならないと、投稿や返信などのXの基本機能を利用することができません。同社はこれにより、偽アカウントやボットを大幅に減らすことができると主張しています。
マスク氏はこれまでに何度もXを有料化したいとほのめかしており、この取り組みは、いくつかの追加機能を利用するためにユーザーに課金するよりも、はるかに踏み込んだものとなります。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:9to5Mac
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-557771/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania