Appleは、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ用カメラ向けレンズを刷新することを計画していると、経済日報が報じました。
それに伴い、Appleは日本のHOYAに担当者を訪問させ、レンズ供給に向けて協議したと、経済日報は述べています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズには、成型ガラスレンズが搭載される。
2. 成型ガラスレンズを、HOYAが供給するかもしれない。
3. 成型ガラスレンズの採用により光学性能が向上するが、販売価格の値上げにつながる可能性が指摘されている。
AppleとHOYAが成型ガラスレンズ供給に向けて協議
iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズ用カメラ向けレンズは、新たに成型ガラス(Molding Glass)を採用、光学性能が向上する見込みです。
Appleは十分な数量の成型ガラスレンズを確保するべく、HOYAとの間で供給に向けた協議を開始した模様です。
成型ガラスは、iPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxが搭載する高倍率望遠カメラにも採用、Largan Precisionが独占供給すると経済日報は伝えています。
成型ガラスレンズ採用で、来年も値上げか
性能面でメリットが大きい成型ガラスレンズですが、Appleの仕入れ価格は現行レンズと比較して10%〜20%高くなる可能性があり、販売価格の値上げに繋がることが懸念されています。
その場合、為替レートが現在の水準で推移すれば、日本でのiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの販売価格は、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズ同様、また値上げされることになります。
Source:経済日報 via IT之家
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-558203/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania