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開発者向けvisionOSベータ5が公開。App Storeがついに登場

Vision Pro 0617
 
Appleは現地時間10月31日、複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」に搭載されるOS「visionOS」の開発者向けベータ5を公開しました。
 
visionOSベータ5には、「App Store」「Testflight」「Mindfulness」アプリが組み込まれているとAppleInsiderは伝えています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1.Apple、Vision Proに搭載される「visionOS」の開発者向けベータ5を公開。
2.visionOSのベータ5で、「App Store」アプリがついに登場。
3.visionOSのベータ5は、Macにダウンロード可能。

visionOSのベータ5でApp Storeが登場

Appleは今年9月、今秋リリースする開発者向けvisionOSのベータ版に、visionOS App Storeを組み込む予定であると発表していました。
 
visionOSベータ5は、Vision Proアプリの開発プラットフォームとして機能するMacにダウンロードできます。AppleはVision Proデベロッパキットを開発者に提供していますが要件が厳しいため、ほとんどの場合、ベータ版はMacでのみ利用され、ヘッドセット本体では使用されません。
 
アップデートには、visionOSシミュレータへの変更が含まれることが多いため、開発者はXcode内でアップデートされたvisionOSを使用することができるということです。
 

Vision Pro向けのアプリを開発・テストする方法

今のところ、開発者がVision Pro向けのアプリを開発するには3つの方法があり、その1つが「visionOSシミュレータ」を利用する方法です。visionOSシミュレータは、Xcode 15のベータ2に含まれます。
 
Vision Pro本体を用いてテストが必要となる場合は、「Apple Vision Proデベロッパキット」を貸し出すプログラムに申し込む方法がありますが、審査に通る必要があります。
 
そのほか、「Apple Vision Proデベロッパラボ」に参加することで、ヘッドセット本体を用いてアプリをテストすることも可能です。デベロッパラボは、クパティーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京、シドニー、ニューヨーク市で開催されます。
 
 
Source:M1/X via AppleInsider, MacRumors
Photo:Apple
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