AI分析でユーザーの顔にぴったりのメイクと韓国コスメを提案！体験型ビューティーアプリ「Checco」に新機能

Haruka Isobe

1年前

気になるメイク方法やコスメがあるものの、「自分に似合うか不安」と悩んでいる人は少なくないだろう。

そんな悩みを解決してくれるのが、韓国コスメプラットフォーム「Checco」に新しく追加された2つのAI機能。同機能は、ユーザーの顔にマッチしたメイク方法や韓国コスメを提案するというものだ。

韓国のトレンドメイクを体験できる「AI Snap」

Checcoは、2020年に設立された韓国のスタートアップELINHAが運営する“体験型”の韓国コスメアプリだ。

AI肌診断でユーザーの肌をチェックし、約150,000個の商品とマッチング。コスメの成分に着目し、成分データをもとにユーザーの肌悩みに合うコスメを提案する。

今回、Checcoに新しく2つのAI機能が追加された。

1つ目は、写真を通して韓国のトレンドメイクを体験できる「AI Snap」。ユーザーが自分の顔写真を10枚以上送信すると、AIがさまざまなポーズ・シーンを仮定して30枚の写真を生成する機能だ。

髪型、メイク、シーンが変更された写真は、写真送信後24時間でアプリ上にて提供する。1回税込300円で、現在は女性のみ対象。今後は、写真を1時間で生成するアップデートサービスを提供予定だ。

2つ目の追加機能は、顔の比重診断とコントゥアリング*1技術を組み合わせ、パーソナライズされたメイクガイドを提供する「AI バランスメイク」。

同機能では、「顔バランス」「ビューティーバランス」の2項目を用意している。

「顔バランス」では、写真をもとに顔のバランス結果を表示し、8つの顔タイプのうち上位何％にあたるかを提示。ユーザーは顔の幅、長さにおける黄金比率に対してどのようにメイクをするといいか、韓国のメイクアップの専門家からのアドバイスコメントをもらえる。

「ビューティーバランス」では黄金比に近づけるためのコントゥアリングとして、シェーディング、ハイライト、チークのメイクポイントをアドバイス。

加えて、イエベ、ブルベ、ニュートラルの3パターンで分析した肌タイプも加味したうえで、コントゥアリングに役立つおすすめのコスメアイテムを提案する。

Checcoは今後も、AIを活用したサービス・機能を拡充していく方針だ。

コントゥアリング*1：ハイライトとシェーディングを組み合わせて顔の立体感を強調するメイク方法

「Checco」Webサイト：https://www.elinha.net/

（文・Haruka Isobe）