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iPhone15 Pro Maxの部品原価増減額が判明〜A17 Proとカメラが高い

iPhone15 Pro camera AC_1200
 
iPhone15 Pro Maxの部品原価iPhone14 Pro Maxと比べて8%、37.7ドル(約5,655円)高くなっていると、市場調査会社Counterpointが報告しました。
 
日本経済新聞は、iPhone15 Pro Maxの部品原価はiPhone14 Pro Maxと比べて12%高くなっていると報告していました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Pro Maxの部品原価はiPhone14 Pro Maxと比べて8%、37.7ドル(約5,655円)高くなっている。
2. 部品ごとの原価と、iPhone14 Pro Maxと比べた場合の原価増減額が報告された。
3. A17 Proとカメラの原価が、大幅に高くなっている。

A17 Proとテトラプリズムカメラが部品価格押し上げる

Counterpointは、iPhone15 Pro Maxの部品ごとの原価増減額を下記の通り試算、合計37.7ドル(約5,655円)高くなったと説明しています。
 


部品名 原価増減額
プロセッサ(A17 Pro) 30ドル増
約4,500円増
メモリ 16.8ドル減
約2,520円減
通信関連部品 0.6ドル減
約90円減
カメラ 25.1ドル増
約3,765円増
ディスプレイ 4ドル減
約600円減
ケース 7ドル増
約1,050円増
その他 3ドル減
約450円減

 

自社設計品の増加が、部品単価値上がりを抑えることに貢献

部品単価が大幅に高くなったテトラプリズム搭載望遠カメラについてIT之家は、テトラプリズムはLante Optics社が供給、光学式手ぶれ補正機構は1秒間に最大10,000回の微調整が可能と述べています。
 
iPhone 15 Pro Maxに搭載されているA17 Pro、超広帯域無線(UWB)、電源管理ICはAppleの自社設計品であることから、部品単価を抑えることに貢献しています。
 
Appleは自社設計品の割合を増加させることを計画しており、マイクロLEDディスプレイや5Gモデム、Wi-Fi+Bluetoothチップも自社設計品に切り替えることを計画していると噂されています。
 
 
Source:IT之家
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/X
(FT729)

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