【ガジェット好きのための最新バッグ&中身拝見】
ガジェットは精密機器ゆえに、カバンの保護性も重要となる。そこで、中身をしっかり守る「タフネス」なガジェットカバンを紹介。頑強であることはもちろん、防水性、防刃性、耐刃性、セキュリティー面などを考慮して選びたい
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ガジェットは水や衝撃に弱いため、カバンには中身を守るタフさが求められる。そんな「タフネス」の方向性もさまざまで、ハードな外装で堅牢性が高いものから、内装のパッドでガジェットの保護性を追求したもの、完全防水で水濡れを防ぐものや盗難防止に重点を置いたものまでラインナップ。
「ガジェットを持って行く場所や通勤スタイルなど、シチュエーションに合わせて選ぶのが良いと思います。ハードボディは安心ですが、普段使いにはオーバースペック。防水モデルは収納面で物足りない可能性があるかもしれません」
こう話すのはスタイリストの牧田さん。海外出張やカフェで仕事をする場合は、セキュリティーが高く壊れにくいものが望ましいなど、目的に合わせて選ぶのが一番だという。
タフネスであることはガジェットバッグの大きな魅力。これまでのカバン使用経験も踏まえて、自分に必要な「タフネス」なアイテムを選びたい。
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とする。服飾雑貨にも精通しており、カバンのトレンドにも詳しい
■ガジェットを雨水から守る完全防水デイパック
アンドワンダー
「waterproof daypack」(2万9700円)
完全防水のバッグは収納面がイマイチな場合もありますが、このデイパックは保護バッグ付きで使い勝手が良い(牧田さん)
無縫製ウェルダー溶着仕様による完全防水のデイパック。420DナイロンにTPUコーティングを施し軽量性も確保。取り外し可能な保護バッグを備え、ノートPCを始めとするガジェットも持ち運べる。H44×W30×D17cm
■高い気密性と耐衝撃性を持つペリカンの保護ケース
PELICAN × bPr BEAMS
「別注 1535 Air Carry-On Case」(6万9300円)
タフさはもちろんデザイン性の高さも魅力。ミリタリーカラーなのに落ち着いた都会的な雰囲気に仕上がっています(牧田さん)
軽量性と耐衝撃性を兼ね備える「PELICAN Air」ケースのbPrビームス別注カラーモデル。IP67の防水・防塵性能を備え、米軍でも使用されるミルスペック仕様。Made in USAもポイント。H55.8×W35.5×D22.8cm
■オン・オフ問わず活躍する水にも強いタフトート
マスターピース
「progress tough 2WAYトートバッグ」(3万1900円)
シンプルなデザインでどんなコーデにも合わせられます。メイン開口部がファスナー付きなのも個人的にポイント(牧田さん)
摩擦や引き裂きに強い1680デニールのコーデュラバリスティックを本体素材に使用。さらに、表面に撥水加工、裏面にPUコーティングを施すことで耐水性を高めている。ショルダーベルトも付属。H35×W33.5×D12.5cm
■ハードなボディでPCを保護!薄型なのにアクセサリーも入る
スーリー
「Thule Gantlet(14インチ)」(1万4080円)
丈夫な成型素材を使用したPCバッグです。薄型で持ち運びやすく、ケースに入れたままPC作業ができるので便利(牧田さん)
13/14インチ「MacBook Pro」を収納できる薄型アタッシュケース。PCを守るハードな外装と、コーナーとエッジ保護を強化したデザインが特徴。ポケットも備え、ショルダーストラップは取り外し可能。H26×W34×D7cm
■セキュリティーを強化した防刃・盗難防止バッグ
コリンデザイン
「ClickPack X」(3万2450円)
海外出張やカフェでの仕事などに最適なバックパックです。ショルダーに隠しポケットが付いているのも便利(牧田さん)
防刃・撥水のタフ素材を使用したバックパック。盗難防止ワイヤーも備え、ベンチやテーブルなどに固定できる。前作から背負い心地やポケットの仕様を見直し、使い勝手が向上した2023年モデル。H44×W31×D14.5cm
■ガジェットの保護性が高い多収納バックパック
スーリー
「Thule Crossover 2 20L」(3万580円)
多彩なポケットを備え、ガジェットを整理して持ち運べるのが魅力。保護性の高い独自構造と素材使いもポイント(牧田さん)
軽量で摩耗に強い生地を使用した2層式のバックパック。フロント上部ポケットは保護性が高いセミハード成型素材を使用。収納面が充実しているのが特徴で、スキミング防止ポケットなども備える。H43×W31×D19cm
※2023年10月6日発売「GoodsPress」11月号82-83ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏 写真/宮前一喜 スタイリング/牧田悟志>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/566559/
- Source:&GP
- Author:&GP