一般的なハンドドリップで淹れる透過式のほかに、コーヒー粉を一定時間お湯に浸漬してから抽出する“浸漬式”という抽出方法があります。
透過式でのハンドドリップはドリッパーの穴の形状や湯の通し方などで味が繊細に変化しますが、浸漬式ではコーヒー豆の味を余すことなく引き出せ、比較的均一な味わいを楽しめるのが魅力です。
そんな透過式と浸漬式のいいとこ取りのドリッパーが、HARIOの「浸漬式セラミックドリッパー “スイッチ”」(4180円)。コーヒー抽出の世界大会でも使われるこのドリッパーに、日本が誇る“有田焼”を採用した新作が登場しました。
従来モデルでは耐熱ガラス製だったドリッパー部を、新作では有田焼素材に変更。ひとつひとつ有田の職人の手によって丁寧につくられています。
この白く艶やかな磁器を、シリコーンゴム製のホルダーと組み合わせ、サーバーやカップの上にセットして使用。ホルダーにはスイッチがついていて、これを上下に動かすことで内部のステンレスボールが動いて空間ができ、抽出するための穴が開閉する仕組みです。これによって、コーヒー豆の浸漬時間も自由自在。透過式と浸漬式を組み合わせて、好みの一杯を追求できます。
HARIOの動画では以下のようなレシピが紹介されています。
フィルターをセットし細挽きのコーヒー粉20gを入れる
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スイッチを下に押してホールを開いた状態で、90℃の湯60mlを注いで30秒待つ
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90℃の湯60mlを注いで1分15秒経ったらSwitchを上げホールを閉める
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70℃の湯160mlを注いで浸漬
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1分45秒経ったらスイッチを下げてドリップ
HARIOの販売サイトでは、有田焼のドリッパー+シリコーンゴム製のホルダー+ペーパーフィルター40枚のセットでの販売。
スイッチの部品(330円)やステンレスボール(3個セット/770円)など、パーツ売りもされているので、長く愛用できそうですね。
HARIOのサイトには、2016年World Brewers Cup 世界チャンピオンの粕谷哲バリスタのコーヒー抽出のハイブリッドメソッドも紹介されているので参考にしてみては。
>> HARIO
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/567980/
- Source:&GP
- Author:&GP